“熟成ブロガー鹿ベえ”です。

 

平成31年4月28日(日)に、新潟県妙高市で有害鳥獣駆除を実施していた地元猟友会の会員がツキノワグマに襲われる事故が起きました。

 

ここでは、

 

・妙高市でツキノワグマに襲われた事故の報道

 

・ツキノワグマの特徴

 

・有害鳥獣駆除で熊に注意すべきこと。

 

についてお話ししたいと思います。

妙高で男性が熊に襲われ怪我。目撃も相次ぐ

 

 

28日午前10時ごろ、妙高市関山の妙高山中で男性1人がクマに襲われ、顔や足をかまれ出血をともなうケガをした。命に別状はない。

 

妙高警察署によると、被害にあったのは妙高市在住の68歳の男性。

 

男性は猟友会新井支部として妙高市の委託を受け、6人で妙高山で有害鳥獣捕獲作業をしていた。

 

午前10時頃に2人1組で作業中、先頭を歩いていた男性の右後方から体長約180㎝、体重100㎏ほどのツキノワグマ一頭が現れ、男性を襲った。

 

 

男性は抵抗したが、顔面や左ももをかまれ、出血をともなうケガを負った。

 

約30m後方を歩いていたペアの男性が被害に気づき、クマに至近距離から2発銃を撃つと、クマは逃げたという。

 

その後二人で下山し、自宅に到着して119番通報した。男性はこのあと上越市内の病院に運ばれ手術を受けたが、命に別状はない。

 

あわせて午後2時10分ごろ、妙高市除戸でクマの目撃情報があった。目撃者が国道292号線を進行中、西側から東側へ走る体長1mほどのクマを見たという。

 

付近は小学校や住宅が多くある地域で、妙高署や市では注意を呼びかけ、警戒を強化している。

 

妙高署では「シーズンにはいり、クマの活動が活発化している。山菜採りや登山で入山する際は複数人を心がけ、ラジオや鈴など鳴り物を携帯する、会話を続けるなどクマに存在を知らせるよう注意して行動してほしい。」と話している。

出典:新潟日報

 

熊事故が起きた新潟県妙高市

 

出典:マピオン

 

新潟市から南方向で、長野県や富山県に隣接する位置に妙高市はあります。

 

出典:マピオン

 

場所は妙高山という報道ですから、赤い丸が妙高山ですので、この近郊ということになります。

 

猟友会の有害鳥獣駆除を行っていてツキノワグマに襲われた

 

 

ツキノワグマに襲われた男性は、猟友会新井支部として妙高市の委託を受け、6人で妙高山で有害鳥獣捕獲作業を実施していました。

 

6名の内、2名のペアを組んで有害鳥獣駆除をするため歩行していたところ、ツキノワグマに遭遇し1人が襲われたものです。

 

ツキノワグマに襲われた男性の30m後ろにいたハンターが、2発発砲すると熊が逃げて行ったとのことです。

 

その2発は熊を目掛けて撃ったものなのか、それとも追い払いの意味で発砲したのかは不明ですが、熊と人が取っ組み合いになっている場合は人に弾が当たる可能性が高いので、熊を目掛けては、なかなか発砲が難しい状況にあると思います。

 

ツキノワグマとは

 

 

ツキノワグマは、体長120~180cmくらいで、尾長6~10.5cm。

 

体重は、オス50~120キログラム、メス40~70kg。最大体重173kg。

 

肩が隆起せず、背の方が高い。全身の毛衣は黒いが、赤褐色の個体もいる。胸部に三日月形やアルファベットの「V」字状の白い斑紋が入り(無い個体もいる)、和名の由来になっている。

 

という特徴の個体ですが、今回の事故のツキノワグマは、体長約180㎝、体重100㎏ということで、ツキノワグマの個体としては、まあまあ大きい方だと思います。

 

ヒグマとは異なり、ツキノワグマは人間を襲って食べることは比較的少ないと言われています。

 

しかし、出会い頭などで驚いた場合は人間を襲う場合があります。

 

熊に遭遇しない方法としては、音を出して人の存在を知らせることで、ほとんど熊の方が離れて行きますが、有害鳥獣駆除の場合、音を出して駆除鳥獣を追い払ってしまっては捕獲できないので音は出せません。

 

また今回は、歩いているハンターの右後方から熊が襲ってきたということから、近距離だったために襲われた可能性が高いと思います。

 

鹿ベえも有害鳥獣駆除を実施しますが、鹿を手負いにして藪に入られて探しに行く場合は、「そこに熊がいるんだ」という考えで行くようにしています。

 

有害鳥獣駆除を実施するにあたって熊に注意する点

 

 

鹿の有害鳥獣駆除でも熊の生息域に入るわけですから、そこに熊がいると頭の中においておいた方が無難です。

 

油断せずに次のことを実行して下さい。

 

・近距離でも撃てるようにスコープの倍率は下げる。

 

・銃の薬室に弾を入れて銃口を進行方向に向けて藪に入る。

 

・熊がいて、音がしていないか注意する。

 

・熊は独特の臭いがありますので、熊の臭いがしていないか注意する。

 

・熊の鼻息の音や唸り声はしていないか。

 

このようなことに気を配って下さい。

 

今年の3月にも北海道の斜里町で、新人育成のためのヒグマ駆除中にヒグマに襲われて怪我をしたハンターがいて、近年は熊との遭遇事故がずいぶんと多い気がします。

 

また、今回のツキノワグマとの遭遇事故に遭った男性も軽傷で良かったです。

 

まとめ

 

平成31年4月28日に新潟県妙高市で駆除を実施していた男性が、ツキノワグマに襲われ怪我をする事故がありました。

 

ツキノワグマの特徴を簡単にお話ししました。

 

有害鳥獣駆除を実施するにあたって、熊に注意すべき点をお話ししました。

 

鹿は120パーセント逃げますが、熊はかなりの確率で襲ってきます。狩猟や有害鳥獣駆除を実施される方は十分注意して実施して下さい。

 

以上、新潟県妙高市で男性が有害鳥獣駆除中にツキノワグマに襲われて怪我をした事故についてでした。

 

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