“熟成ブロガー鹿ベえ”です。

 

ここでは、上下二連銃の中でも、「トラップ銃」「スキート銃」「スポーティング銃」がありますので、それぞれの特性と使用用途についてお話ししたいと思います。

 

「上下二連銃」の中でも、さらに3種類の銃がある

 

先に散弾銃の種類についてご紹介しましたが、「上下二連」の散弾銃には「トラップ銃」「スキート銃」「スポーティング銃」があります。

 

散弾銃5種類の紹介とそれぞれの銃の仕組みはこちらこちら。

 

 

どの銃も上下二連銃なので、銃身の最後部から弾を装填するため元折れ式になっていて、弾は2発装填でき、連続して2発発砲することができます。

 

元折れ部分から開放できるため、弾の装填・脱包がわかりやすいため安全性が高く、自動銃のように回転不良が起きずに発砲できるため、現在でもクレー射撃競技では最も一般的に使用されている銃です。

 

発砲した後に銃身の最後部の上に付属しているレバーを右に押して銃を折ると、エジェクターという部品が作動して、空になった薬莢が射手の後方まで勢いよく飛んでいく仕組みになっています。

 

 

では「トラップ銃」「スキート銃」「スポーティング銃」の大きな違いは何でしょう?

 

それはズバリ、銃身内部の先端側に競技する射撃用の”絞り=チョーク”が加工されていたり、チョークの交換が可能な事です。                                   

※チョークについては、別なコーナーで詳しくお話しします。

 

トラップ射撃をするためのトラップ銃の特長

 

クレー射撃に”トラップ射撃”というゲームがあり、”トラップ銃”は主に、”トラップ射撃”に使用します。

 

トラップ射撃については、別なコーナーで詳しく説明しますが、簡単に説明すると、射手が「ハーイ」などとコールすることによって、左方向、ストレート、右方向のいずれかにクレーが飛び出すので、それを銃で追ってクレーを撃破するゲームです。

 

ではなぜ”トラップ銃”は”トラップ射撃”で主に使用するのか?というと、まず、銃身内部の先端に”絞り”という加工があり、絞りの度合いによって弾の飛距離に対して弾の広がりを調整する機能が付いています。

 

トラップ射撃用の上下二連銃の絞りは、下銃身の内径が3/4絞りになっていて17.7mm、上銃身の内径が全絞りになっていて17.5mmになっています。

 

トラップ射撃では、1枚のクレーに2発の散弾を発射することができますが、1発目は下の銃身から発射し2発目は上の銃身から発射します。

 

クレーが放出されてから一般的な人の反射神経では、射手の立っている位置からクレーが30m飛翔した距離で1発目を発射する事になり、そこの場所で散弾が60cmの円状に広がっている状態にするために絞りが17.7mmになっています。

 

1発目でクレーが割れない場合は2発目を発射するのですが、2発目を発射する位置では射手の立っている位置からクレーはおおよそ50~60mの距離になっていて、その場所でやはり60cmの円状になるには、17.5mmの絞りが必要だという事です。

 

17.7mmと17.5mmでは0.2mmの差しかありませんが、たったこれだけの差でも大きく変わってくるのがおわかりかと思います。

 

当たり前ですが、トラップ銃はトラップ射撃に向いているという事は、それ用に作られているからだということです。

 

スキート射撃をするためのスキート銃の特長

 

クレー射撃に”スキート射撃”というゲームがあり、”スキート銃”は主に、”スキート射撃”に使用します。

 

スキート射撃については、別なコーナーで詳しく説明しますが、簡単に説明すると、射手がコールすることによって、向かい方向、背負い向や左から右へ、右から左へと飛ぶクレーを銃で追ってクレーを撃破するゲームです。

スキート銃の銃身内の絞りは無く、ほぼ”たいら”になっていて”平筒”(ひらづつ)と呼ばれています。

 

 

平筒の銃身ということは、散弾が飛び出るとすぐに弾が散りだすということで、これは、スキート射撃では射手の位置から比較的近距離でクレーを撃破するゲームのため、早くに弾が散ってほしいからです。

 

トラップ銃と同じように、スキート銃もやはり、スキート射撃用に作られているということです。

 

 

スポーティング銃は、使用用途が”オールマイティ”

 

上下二連銃の最後は、「スポーティング銃」です。

 

スポーティング銃の絞りは、固定式ではなく”交換式”になっていて、属に”チョーク”と呼ばれるパーツを使用目的によって換える事ができるのが特徴です。

 

 

スポーティング銃の交換式チョークは、使用する目的によってチョークを交換すれば使用できるので、例えば、トラップ射撃をする場合はトラップ射撃に適したチョークをします。

 

スキート射撃をする場合はスキート射撃に適したチョークを使用し、狩猟をする場合は狩猟に適したチョークを交換するという使い方ができ、何種類もの使用用途に対応することができるという点では便利な銃です。

 

まとめ

 

上下二連銃の中でも「トラップ銃」「スキート銃」「スポーティング銃」の3種類があります。

 

トラップ射撃をするには、トラップ銃、スキート射撃をするには、スキート銃を使用するのがベストです。

 

スポーティング銃は、銃身内部の先端側でチョークを交換する事によって「トラップ射撃」「スキート射撃」「狩猟」「有害鳥獣駆除」に使用できる銃です。

 

どの銃を所持するかは自由ですが、やはり目的に合った銃を所持して使用するのが一番です。

 

しかし、いろいろな目的に使用したい場合で、かつ、コスト的な部分を考えるなら”兼用”できる銃を所持するのもいいと思います。

 

以上、トラップ銃、スキート銃、スポーティング銃の特性と使用用途についての記事でした。