“熟成ブロガー鹿ベえ”です。

 

クレー射撃には「トラップ」「スキート」「フイールド」「ラビット」の種類があり、トラップの中にはさらに、「ダブルトラップ」「トリプルトラップ」「アメリカントラップ」があります。

 

まずはじめに、”クレー射撃全般の概要”をお話しします。

 

次に、それぞれのクレー射撃がどのような内容やルールになっているのかなどについてお話ししたいと思いますが、ここでは、トラップ射撃についてお話ししたいと思います。

 

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クレー射撃は、空中などを動くクレーを撃破するスポーツ!

 

クレー射撃とは、簡単に言ってしまうと、散弾銃を用いて空中などを動くクレーと呼ばれる素焼きの皿を撃ち壊していくスポーツ競技で、トラップやスキートなどいくつかの種目に分かれていて、それぞれの種目のルールも様々です。

 

クレーの形状は通常直径15 cmほどの円盤型で、投射機を用いてフライングディスクのように空中に射出したり、あるいは地面に転がす事で、射撃の標的としています。

 

クレー射撃は、クレーの破砕(割れた欠片)が確認できれば命中(あたり)とし得点となり、そうでなければ失中(はずれ)となり、25回の射撃を1ラウンドとし、4ラウンドの合計得点を競います。

 

使用されるクレーは、その名の通り粘土の焼き物でオレンジや白色など視認しやすい色で着色されていたり、中空の内部に着色粉が詰められ破砕されたときに粉が広がって確認しやすいパウダークレーもあります。

 

 

クレー射撃には、地方で開催されるローカル大会や銃砲店主催の大会や国体、ワールドカップ、オリンピックがあります。

 

オリンピックや世界選手権クラスの大会では、25点満点が連続して勝負が付かない場合には、1発目の発砲だけで失中を出した段階で退場となっていく”シュートオフ”と呼ばれる特殊ルールの元で勝敗が争われます。

 

 

25枚のクレーが放出されるので、すべて撃破できれば25点ということですが、パーフェクトの意味で”満射”(まんしゃ)と言います。

 

トラップ射撃では、1枚のクレーに2発撃てる!

 

トラップ射撃は、1人~6人まで一度にゲームをする事ができ、この一団をシートと呼びます。

 

射手は横一線に配置された5箇所の射台(しゃだい)を順に移動しながら1ラウンドにつき25枚の皿を撃破するゲームで、 射手の前方15 mに配置された15台の放出機から遠方に向けて右(10枚)、ストレート(5枚)、左(10枚)の計25枚のクレーがランダムに放出されます。

 

射台に入ると装弾を鉄砲に装填し、自分の順番が来たら目の前にあるマイクに「ハーイ」とか「ホー」とか何でも良いのですが、声を発するとマイクが反応してクレーが放出されます。

 

放出されたクレーを追って鉄砲を動かし、クレーを捉えたら引き金を引きます。

 

射手は1枚のクレーに対し2発以内で撃破することができ、1発目の(初矢、しょや)、または2発目の(二矢、にのや)で撃破きれば得点(1点)となります。

 

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普段の練習で撃つ場合は、”ゲーム”と呼びますが、大会となると”競技”と呼び、それぞれクレー25枚で1ラウンドと言います。

 

 

トラップ競技は基本的にはクレーが射手から離れていく「追い矢」のクレーを撃つ事になり、射場の地形やその時の風向きにより同じ方向に放出されたクレーでも風に煽られて急激に上昇したり、逆に失速して弧を描くように落ちる場合もある為、その日のコンディションにより難しい場合があります。

 

トラップ射撃に使用する弾は24gの7 1/2号(7半)を使用し、1枚あたり2発撃つ事が認められている関係上1ゲーム当たりの弾の消費量は最低で25発、最大で50発必要となる事があります。

 

 

コストとしては、装弾が1発40円前後、ゲーム料が1ラウンド900円~1,500円位で、入場料が1日につき300円位必要とし、料金は射撃場によって違いますので使用する射撃場で確認して下さい。

 

また、射撃場によっては、ラウンド券が発行されていて、購入金額によって数ラウンドがサービスになっているものも販売されていたり、1ラウンドするごとにスタンプカードにスタンプを押してもらいスタンプカードが一杯になると1ラウンドがサービスという射撃場もあります。

 

装弾は販売されていない射撃場が多いので事前に用意が必要です。

 

射撃協会や銃砲店主催によるローカル大会も実施されていますので、射撃場によっては月に数回の大会が開催されていて、ルールやマナーが練習で見に就いて周りの射手に迷惑が掛からなくなったら率先して大会に参加してみましょう。

 

芸能人でトラップ射撃をしている人で知られている所では、麻生太郎元総理、ドリフターズの高木ブーやB21スペシャルのひろみ、極楽トンボの加藤浩次がいます。

 

 

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まとめ

 

クレー射撃は、散弾銃を用いて空中などを動くクレーと呼ばれる素焼きの皿を撃ち壊していくスポーツ競技です。

 

トラップやスキートなどいくつかの種目に分かれていて、それぞれの種目のルールも様々です。

 

以上、トラップ射撃の内容とルールについての記事でした。