ラジコンヘリコプターのセッティングとラジコン保険

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ラジコンヘリコプター

 

“熟成ブロガー鹿ベえ”です。

 

前回は、ラジコンヘリコプターの購入や必要なパーツと道具についてお話ししました。

 

ラジコンヘリコプターは組み立ててもすぐには飛ばすことができなく、「セッティング」ということをしなければなりません。

ここでは、ラジコンヘリコプターのセッティングについてお話ししたいと思います。

 

 

ラジコンヘリコプターのセッティング

 

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ラジコンヘリコプターを購入して、説明書を読みながら組み立てると、「あとは・・飛ばすだけ」と、はやる気持ちはわかるのですが・・・ちょっと待って下さい!

 

ラジコンヘリコプターは、セッティングをしないと飛ばないんです!

 

セッティングって何をするの?

 

プロポとサーボの紐付け

 

それは・・・プロポには左右2本の操縦するためのスティックがあります。

 

一般的のラジコンヘリコプターには「モード1」を使用しますので必ずモード1のプロポを選んで下さい。

 

モード2が使用されているプロポはおもちゃに属するものが多いです。

 

 

 

ここでは、「モード1」の操作方法についてお話しします。

 

(右のスティック)Aとします。

 

A-1 右のスティックを前方に傾けるとヘリコプターが上昇(スロットル+ピッチ)

A-2 右のスティックを後方に傾けるとヘリコプターが下降(スロットル+ピッチ)

A-3 右のスティックを左方向に傾けるとヘリコプターが左へ移動(エルロン)

A-4 右のスティックを右方向に傾けるとヘリコプターが右へ移動(エルロン)

 

(左のスティック)Bとします。

 

B-1 左のスティックを前方に傾けるとヘリコプターが前進(エレベーター)

B-2 左のスティックを後方に傾けるとヘリコプターが後退(エレベーター)

B-3 左のスティックを左方向に傾けるとヘリコプターの機首が左回転をする(ラダー)

B-4 左のスティックを右方向に傾けるとヘリコプターの機首が右回転をする(ラダー)

 

このスティック操作でヘリコプターを操縦しますので、セッティングをするという事は、

このスティック操作のとおりに動くヘリコプターにしなければなりません。

 

 

このプロポとサーボの紐付けは、受信機にサーボを接続するコネクターがありますので、

受信機のチャンネルと各操作に関するサーボのチャンネルを接続することで紐付けができます。

 

 

上の画像の右側にTHRO・AILE・ELEV・GEAR・AUX1~4とあります。

 

この受信機の側面にターミナルがあり、サーボのコネクターを差し込みます。

 

・THROは、スロットルのチャンネル。

・AILEは、エルロンのチャンネル。

・ELEVは、エレベーターのチャンネル。

・GEARは、プロポのスイッチと紐付けして、必要に応じた用途に使用します。

・AUX1~4は、プロポのスイッチと紐付けして、必要に応じた用途に使用します。

 

通常ラジコンヘリコプターを飛ばすには、最低5チャンネルの受信機があれば飛ばすことができますが、

GEAR及びAUX1~4は、10チャンネルある受信機などを使用しなければ、このチャンネルを使用することはできません。

 

では、この予備チャンネルは何に使用するのかというと・・・

 

使い方はいろいろとありますが、たとえば、スケール模型を乗せたRCヘリコプターの引き込み足を出したり、引っこめたりしたり、何かのイベントで高い位置から「キャンディー」などをばらまく時などに使用できます。

 

 

A-1 右のスティックを前方に傾けるとヘリコプターが上昇

このスティックは、エンジンの出力調整(スロットル)とメインローターのピッチ(迎角)
の両方を1本のスティックが受け持ちます。

 

まずエンジン出力ですが、
スティックが一番下の位置で出力が0%、スティックが一番上の位置で出力が100%になります、当然、センター(真中)で50%です。

 

この45度の直線ではピッチとエンジンパワーの兼ね合いが悪く飛ばしづらいヘリコプター
になってしまいます。

 

そこで、・・・スティックが30%の位置でエンジン出力が35%、スティックが75%の位置でエンジン出力が65%のキャブレター開度にセッティングすると、スティックのセンターを中心に、その前後のカーブが少し緩やかになります、これでマイルドな舵の操縦感覚になり、落ち着いた飛び方のするヘリコプターに仕上がります。

 

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それと同時にメインローターのピッチ(迎角)をセッティングします。

右のスティックがセンター50%の位置で、ピッチがピッチゲージで5.5度の迎角にします。

 

スティックが一番下の位置でピッチがマイナス4~5度。

スティックが一番上の位置でピッチがブラス9.5~10度にセッティングします。

 

ただ、必ずしもこの数字が正解ではありません。

なぜなら、ヘリコプターに使用するエンジンの大きさやメインローターの材質などでセッティングの数字は変えなければなりません。

 

A-1のセッティングでA-2はそのままでOKです。

その他のエルロン・エレベーター・ラダーは、プロポの機能で舵をマイルドにすることができますので、そのセッティングを入れて舵をマイルドにした方がRCヘリコプターを安定させて飛ばすことができます。

 

初めて読んだ方は意味が全然、理解できないと思います。

 

これだけラシコンヘリコブターは奥が深いのです、単独でフライトをさせるには、まず無理だと考えた方が良いかと思います。

 

地元や近郊にラジコンクラブが有れば、入会して中・上級者にセッティングと練習方法の指導を受けることをお薦めします。

 

ラジコンヘリコプターは、もはやオモチャではなく、航空力学を含む精密機械だということをいづれ理解されることと思います。

 

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また、メインローターが高回転で回転するため、エンジン停止後にメインローターを手で止めるのですが、不意に近づいて足に当たると打撲や足を切ったり、骨折などのケガもありますので注意が必要です。

 

数年前、おじいちゃんがお孫さんにラジコンヘリコプターを見せるために、空き地で飛ぶところを見せていましたが、ヘリコプターがお孫さんの首に当り、お孫さんはお亡くなりになるという痛ましい事故がありました。

 

悔やんでも悔やみ切れない心の傷を負う事になります、事故の無いように飛ばさなければなりません。

 

この様な事から、ラジコンヘリコプターは 危険 を伴うという事を念頭に置いて楽しく遊ばなければならない、ということを認識していただきたいのです。

 

そのためにも、単なる公園や空き地、河川敷(人の集まる)などで安易に飛ばさないで下さい。

 

是非、ラジコンクラブで所有しているラジコン飛行場を利用していただきたいと思います。

 

ラジコン用の保険には加入するべき

 

これは、一般財団法人、日本ラジコン電波安全協会というところで、ラジコン操縦士の登録とラジコン保険を扱っています。

 

有効期間は2年間で、金額は4,000円です。

 

一事故、自己負担額5万円で、一事故1億円まで保証してくれます。

 

加盟すると、ラジコン操縦士手帳とラジコン操縦士登録証とシールがもらえます。

 

 

まとめ

 

・RCヘリコプターを飛ばすにはセッティングが必要になります。

 

・RCヘリコプターを操作するために、受信機とサーボの紐付けが必要です。

 

・RCヘリコプターの飛行は、安全が確保できる広範囲な場所が必要です。

 

・RCヘリコプター用の保険には、最低限のマナーとして加入することをおすすめします。

 

以上、RCヘリコプターのセッティングのお話しでした。

 

 

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