“熟成ブロガー鹿ベえ”です。
ここでは、「ポンプアクション銃」と「ボルトアクション銃」の特性についてお話ししたいと思います。
—–鹿ベえからYouTubeのおしらせ—–
鹿ベえが実際に行っている鴨猟や鹿猟・ひぐまの駆除作業、散弾銃やライフル銃のことなど
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今後も、今までの経験したことを動画で発信していきますので是非ご覧ください。
ポンプアクション銃はスライドアクションがポイント!
ポンプアクション銃は、「スライドアクション」や「セミオート」「レピーター」とも呼ばれています。
銃身が1本で、下にある先台という部分を手動で前後にスライドさせることによって、薬莢を排莢し次弾を装填することができます。
1発撃つごとに先台をスライドさせて排莢しますので、銃を使用してかなり熟練しなければ、間を空けない連射は難しと思いますが、使いこなしている人を見ると不自由を感じさせない使い方をしています。
また、なぜスライドアクション銃を所持する方がいるのかですが”スライドアクション”をするのが好みということです。
アクションが”かっこいい”ということではないでしょうか。
昔、テレビで放送されていた”西部警察”の”渡哲也”が演じていた”大門刑事”が、このスライドアクション銃を撃っていましたね。ああいうシーンにも憧れを持っているのかも知れません。笑
固定式か着脱式の弾倉が付属し、弾倉に2発、薬室に1発の弾を装填できる仕組みになっています。
この銃も自動銃と同じで、銃身を換えることによって、散弾と1発弾を使用することができ、カモ、カラスなどの鳥類やうさぎ、きつね、鹿、猪、熊などの獣類にも使用可能です。
自動銃の所でも説明しましたが、上の写真のようなハーフライフリングの換え銃身を使用すると、200m強の鹿、猪、熊を捕獲する事も可能です。
200m強の獲物を倒す、ボルトアクション銃の特性について
ボルトアクション銃は、銃身が1本で、固定式か着脱式の弾倉が付属していて、弾倉に2発、薬室に1発の弾を装填できる仕組みになっています。
薬莢の排莢と弾の装填は”ボルト”という部分をスライドさせることによって行うため「ボルトアクション銃」や「ボルト銃」とも呼ばれています。
この散弾銃のボルト銃の殆んどは、銃身内部にライフリングという螺旋状の回転した溝が掘られていて、銃身の長さの半分以下にライフリングが入っているのでハーフライフリングと言います。
銃身の長さの半分以下にライフリングが入っている状態でなければ散弾銃とは見なされないので、銃身の長さの半分以上入っていればライフル銃になってしまいます。
このボルト銃は、銃身は固定式で銃身を交換する事はできませんが、そのかわり、命中精度はかなり良く200m強の獲物を倒すことができます。
2発目以降の弾を薬室に装填するには、ボルトの横に付いているレバーを上げて後方へ引くと、下の薬室からせり上がって来た弾がボルトの先端に移動するので、ボルトを前方に押して、それ以上行かなくなった所でボルトの横に付いているレバーを下げると発砲できるようになります。
このアクションですから、自動銃のように素早く連射というわけにはいきませんが、状況にもよりますが3頭位の群れの鹿を一度に捕獲することは可能ですし、鹿ベえも一度に数頭の鹿を捕獲したことは何回も経験しています。
まとめ
ここでは、ポンプアクション銃とボルトアクション銃の特性についてお話ししました。
ポンプアクション銃は、「スライドアクション」「レピーター」とも呼ばれ、先台をスライドさせるアクションが特徴で、そこに人気があるということです。
また、銃身を換える事で、散弾や1発弾を使用する事が可能で、いろいろな使用用途に対応できることができます。
ボルトアクション銃は、通称「ボルト」と呼ばれていて、銃身が固定式のため命中精度が格段に良いということでした。
ハーフライフリングの入っている銃身は命中精度が高いので、200m位の獲物を捕獲する使い方をする方は、ハーフライフリングの入っている銃を所持すると良いでしょう。
ライフル銃を所持する予定のある方は、ハーフライフリングの入っている銃を所持使用して射撃技術の向上を目指すことをお薦めします。
以上、ポンプアクション銃とボルトアクション銃の特性についての記事でした。