“熟成ブロガー鹿ベえ”です。
ここでは、警察から教習射撃の許可が出ると今度は、実際に教習射撃をするために”射撃場”に申込みをしなければなりません。
そこで、射撃場への申込み方法と教習射撃の内容や料金についてお話ししたいと思います。
—–鹿ベえからYouTubeのおしらせ—–
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教習射撃の申込み方法
警察に教習射撃の申込みをしてから警察の審査や調査後に、申請者に銃を所持させても良いという結果が出たら「教習資格認定書」がもらえます。
警察の審査や調査期間は約1カ月です。
警察から教習射撃の許可が出ると今度は、射撃場に実際に教習射撃を実施するために、その射撃場に予約を入れる必要があります。
クレー射撃場のすべてが「教習射撃」を実施しているわけではありませんので、教習射撃をしているかどうかを射撃場に確認が必要です。
射撃場に電話をかけて、教習射撃受講日時の打ち合わせをして下さい。
「教習資格認定書」が発行された日から、3か月以内が有効期間なので、有効期間以内に受講するようにして下さい。
教習射撃は、1~2時間の講義のあとにいよいよ実射!
ステップ4 【射撃場での教習射撃】 | |
【実施場所】 | 指定射撃場 |
【持ち物】 | 筆記用具・装弾・現金 |
教習射撃の受講料金は、全国一率ではありませんが、おおよそ35,000円位です。(地域によって違います)
少しお金は掛かりますが、仕方ありません。(笑)
教習射撃受講当日に教本がもらえて、1~2時間程度教本の中から講義を受け、銃の構え方や銃の取扱い、マナーなどを習ってから、その後、いよいよ実射になります。
教習射撃の場合、射撃場の都合でスキート射面とトラップ射面のどちらかで行いますが、ストレートのみのクレーなのでどちらも対して変わらないと思います。
教習射撃の合格点
試験の時に、トラップ射面で実施した場合は25枚のクレー放出に対して2枚。
スキート射面で実施した場合は、25枚のクレー放出に対して3枚のクレーを割れば『合格』です。
このトラップ射面とスキート射面での1枚の違いは何か?というと、ハッキリは分かりませんが、スキート射面を使用する場合、ローハウスという自分のすぐ横からクレーが放出されるため少し簡単になるからではないかと推測します。
上の写真は、トラップ射面で教習射撃をした場合の写真です。
トラップ射面を使用して教習射撃を受けた場合、2枚のクレーを割れば「合格」です!
上の写真は、スキート射面の7番の射台で教習射撃を受けています。
スキート射面を使用して教習射撃を受けた場合、3枚のクレーを割れば「合格」です!
この教習射撃で重要なことは、合格点のクレー枚数を割るのもそうですが、
それよりも、むしろ、装填・脱砲のタイミングや銃口の向きが重要視されます。
不意に銃口を人に向けてしまうと、合格は無いものと思って下さい。
それだけ、銃口の向きや脱砲には”安全”が掛かっているということです。
教習射撃のエピソード
※写真は教習風景ですが、ここのエピソートとは何ら関係がありません。
鹿ベえの利用するクレー射撃場でのエピソードですが、ある日、教習射撃を受講している方がいました。
練習に50発の装弾を持って来ていますが、それが、どうしてもクレーを割ることが出来ないんですね。
50発の練習用の装弾もクレーが割れないまま消費してしまい。そのまま実技試験に移ったわけですが、やはり1枚も割れなかったんです。
結果、合格することができなく、翌週にまた、装弾を75発持って来て、教習射撃を受講していました。
2回目の教習射撃では”合格”になりました。
このようなことは、まず珍しいことですが、いるんですね^^;
これから受講されるみなさんは、そんなことはありませんから、気は抜かずに力を抜いていきましょう。
教習射撃に合格するとその日の内に”教習終了証明書”が発行されて、持って帰ってくる事ができます。
この教習射撃で初めて実銃を撃つため、銃の扱いに慣れていない事から、銃を置いたり、休むタイミングが分からないため、腕の筋肉痛に悩まされるのが普通です。
教習の先生は「教習指導員」といいますが、その辺は十分、分かっていますので「腕が痛いので休ませて下さい」と申し出ると考慮しながら進行してくれますので、我慢せずに伝えて下さい。^^;
お疲れ様でした。ここまで終了すると、あとは、銃を申請するだけになりました。
この教習終了証明書の有効期限は、発行日から1年間ですので、その間に所持する銃の申請をしなければなりません。
まとめ
警察に教習射撃の申込みをしてから約1カ月で、審査や調査の結果、申請者に不都合が無ければ教習射撃の許可が出ます。
教習射撃の許可が出たら、教習射撃の予約を射撃場に申し込んで下さい。
当日の持ち物は、筆記用具・装弾・現金で料金は、35,000円位です。
装弾は75発必要で、練習射撃に50発、試験に25発使用します。
トラップ射面を使用して試験をする場合は、25枚のクレーに対して2枚割れば合格です。
スキート射面を使用して試験をする場合は、25枚のクレーに対して3枚割れば合格です。
この教習終了証明書の有効期限は、発行日から1年間ですので、その間に所持する銃の申請をしなければなりません。
以上、教習射撃についての記事でした。