“熟成ブロガー鹿ベえ”です。
みなさん、最近、「疲労感や倦怠感がぬけない」なんて感じていませんか?
それは、単なる疲労の蓄積ではないかもしれません。
ここでは、慢性疲労症候群という病気についてお話しをしたいと思います。
この記事は、
・慢性疲労症候群について知りたい人。
・慢性的に疲労感や倦怠感を感じる人。
・寝たり、休養を取っても疲労感が抜けない人。
・疲労の原因が分からず困っている人。
この様な人に読んでいただきたいと思います。
この記事を読む事で、慢性疲労症候群という病気が分かると思います。
慢性疲労症候群はあまり知られていない病気
皆さんは、「慢性疲労症候群」(まんせいひろうしょうこうぐん)と聞いてどんなイメージを受けるでしょうか?
※慢性疲労症候群=Chronic Fatigue Syndrome(CFS)
疲れが蓄積したものと感じる人が多いのですが、実際は全然違っていて、れっきとした病気なのです。
突然、激しい倦怠感や疲労感、骨の痛み、微熱、頭痛、脱力感などに襲われ、それが数カ月から数年も続き、日常生活も困難になる病気です。
明確な原因は分かっていなく、治療法も確立されていないのが現状で、医師でもこの病気の認知度は低く、町医者では風邪と誤診するケースが多いです。
日本の人口の0.3%にあたる約36万人が慢性疲労症候群に罹患していると推定されています。
慢性疲労症候群は、原因不明の強い疲労が長期間(一般的に6ヶ月以上)におよび継続する病気です。
筋痛性脳脊髄炎やウイルス感染後疲労症候群とも呼ばれています。
慢性疲労症候群の症状
微熱、咽頭痛 、頸部あるいはリンパ節の腫張、原因不明の筋力低下、羞明、思考力の低下、関節障害 、睡眠障害、疲労感 、倦怠感、筋肉痛や関節痛(発赤や腫れがなく、移動性)、頭痛、リンパ節の痛み。
※羞明(しゅうめい)=異常にまぶしさを感じる病的な状態。
喉の腫れ、腹痛、顎関節症、顔面筋疼痛症候群・健忘、混乱、思考力の低下、記憶力の低下、音への過敏、化学物質や食べ物への過敏、アレルギー症状の悪化、悪寒や逆に暑く感じることがある。
睡眠により疲れがとれない、不眠、過眠、はっきりした夢を見やすい、感情が変わりやすい、不安、抑鬱、興奮、錯乱、むずむず脚症候群。
アルコール不耐性、筋肉の痙攣、筋力低下、振戦、耳鳴り、視力の変化、口内炎、朝のこわばり、頻尿、体重の変化、動悸、甲状腺の炎症、寝汗、息切れ、低血糖の発作、不整脈、過敏性腸症候群、月経前症候群、発疹など。
※振戦(しんせん)=ふるえ。
これだけの症状が認められていますが、個人差があり、上記の症状がすべて出る訳ではありません。
慢性疲労症候群の症状に関する鹿ベえの体験談
鹿ベえに現れた症状としては、微熱、咽頭痛、羞明、疲労感 、倦怠感、筋肉痛や関節痛、音への過敏、睡眠により疲れがとれない、過眠、はっきりした夢を見やすい、視力の変化、朝のこわばり、動悸、息切れなどの症状がありました。
発症したのは、今から3年程前になります。
何せ、言い知れない疲労感と倦怠感が常時つきまとい、37度くらいの微熱がつづき、のどが腫れている感じがしていました。
最初は風邪だと思い、風邪薬を呑んでいましたが、1カ月ほど経過しても症状の改善は見られません。
風邪でないと感じたのは、この頃のことです。
で、とにかく眠気が襲われ、普通、朝、起きるとスッキリした感じで朝を迎えると思うのですが、朝、起きた時に、もう、疲れています。
その後、朝食を食べると、また寝てしまい、午前中にする仕事をやっとの思いで済ませて、昼食を取っては、また、寝てしまいます。
夕食を済ませてからも1時間くらい寝る時があり、それで夜に寝れないのではないかと思いますが、それが寝れるんですね。
そして翌朝、また、疲れています。
座ったり、立ったりしていることが苦痛で、横になっているしかありません。
筋肉痛がなぜか続き、風邪の症状とよく似ていて、手の平と足の裏が異常に渇いている状態が続いていました。
渇いているので、物を掴んでも滑り落とすくらい酷かったのを覚えています。
慢性疲労症候群のパフォーマンスとステイタスについて
パフォーマンス・ステイタスとは、疲労・侮怠の程度を判断されるもので、慢性疲労症候群と判断されるのは、PS値で表して3以上です。
PS値 | 疲労・倦怠の程度 |
0 | 倦怠感がなく平常の社会生活ができ、制限を受けることなく行動できる。 |
1 | 通常の社会生活ができ、労働も可能であるが、疲労を感ずるときがしばしばある。 |
2 | 通常の社会生活はでき、労働も可能であるが、全身倦怠感のため、しばしば休息が必要である。 |
3 | 全身倦怠感のため、月に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休息が必要である。 |
4 | 全身倦怠感のため、週に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休息が必要である。 |
5 | 通常の社会生活や労働は困難である。軽作業は可能であるが、週のうち数日は自宅にて休息が必要である。 |
6 | 調子のよい日には軽作業は可能であるが、週のうち50%以上は自宅にて休息している。 |
7 | 身の回りのことはでき、介助も不要であるが、通常の社会生活や軽労働は不可能である。 |
8 | 身の回りのある程度のことはできるが、しばしば介助がいり、日中の50%以上は就床している。 |
9 | 身の回りのこともできず、常に介助がいり、終日就床を必要としている。 |
慢性疲労症候群のPS値に関する鹿ベえの体験談
鹿ベえの自己判断では、PS値が4~5だと思います。
・全身倦怠感のため、週に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休息が必要である。
・通常の社会生活や労働は困難である。
・軽作業は可能であるが、週のうち数日は自宅にて休息が必要である。
このPS値に該当していました。
慢性疲労症候群の原因は何?
原因については、国内外とも、生理学・疫学的な研究を含む多くの研究がされていますがはっきりしていないのが現状ですが、過去において、発症要因と考えられたものには以下のようなものがあります。
・風邪、発熱 (インフルエンザ等)
・ストレス、トラウマ
・感染症(細菌、真菌、ウイルス)
・外傷
・その他 (化学物質、紫外線、アレルギー、外科手術、出産、遺伝、環境 など)
慢性疲労症候群の原因に関する鹿ベえの体験談
鹿ベえがこの病気に罹患した原因もはっきりとは、分かりませんが、ちょうど、この時期に強いストレスを受けることはありました。
そして、この1年ほど前から、普段より疲労の度合いが強いことも感じてはいたのです。
慢性疲労症候群の治療法
認知行動療法
病気を悪化させると思われる活動や行為を、どのように調整したらいいのか学ぶことです。
正式な学習方法は、認知行動療法と呼ばれており、患者は疾患への対処がより容易になり、新たな症状を誘発することなく、活動量を増すことができるようになることが知られています。
認知行動療法に関する鹿ベえの体験談
鹿ベえの体験からお話しすると、まず、自分は、どの程度の運動をしても無理がないのかをつかむことです。
少し動いても、筋肉疲労が起きますし、後で、辛くなるのは自分ですから、無理はしないことです。
運動
適度な運動は、肉体的、精神的健康を保つとされます。
それは、CFS患者も例外ではないですが疲労レベルを増加させないよう患者個人にあったレベルの範囲内に抑えることが大事です。
しかしながら、無理をすると、疲労や痛みが増し、逆効果となる場合があり、また、PS値の高い重症患者は軽度の運動も出来ないため、運動療法が行えないケースもあります。
運動に関する鹿ベえの体験談
発病してからしばらくは動けませんでしたが、その日によって体調も変化するので、調子の良い日は、狩猟や有害鳥獣駆除に出かけてもみました。
この慢性疲労症候群も動かないと逆にダメだと言われているので、後から影響のない程度に動いた方がいいと思います。
温熱療法
新陳代謝を促し、筋肉の緊張をほぐしたり、血流を良くして免疫を高める効果があります。
温灸・入浴など、入浴は体力にあった範囲内にすること。
PS値が高く入浴できない患者には、短時間で入る半身浴、足湯などがいいです。
温熱療法に関する鹿ベえの体験談
このCFSは、入浴どころか、洗面台で髪を洗うだけの作業でも、筋肉痛になるし、疲労感も出ます。
体調の良い日に短時間の入浴をしていました。
自律神経の調子を整えるという意味でも、入浴は有効ですし、毎日の足湯で身体を温めるのも効果があります。
薬物療法
漢方薬
補中益気湯は補剤と呼ばれていて、病後や術後の免疫低下や、微熱・全身倦怠感などにCFSの症状に似ている症状の場合処方されており、患者の4割に有効とされています。
漢方薬に関する鹿ベえの体験談
鹿ベえも、この「補中益気湯」を病院で処方してもらい、現在も呑んでいます。
非ステロイド系抗炎症剤
これらの薬は、CFS患者に痛みがある場合にその症状を軽減するために用いられています。
低用量三環系抗うつ剤
三環系抗うつ薬は、睡眠の改善や軽い全身疼痛の軽減を目的として処方されます。
他の抗うつ剤
非抑うつCFS患者に、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を投与したところ、治療効果がみられたとの報告がいくつかなされていますが、興奮、睡眠障害、疲労増加などの副作用があるようです。
抗不安剤
CFS患者の不安症状に対しては、抗不安薬が処方されています。
その他(ビタミン、補酵素、ミネラル、健康食品、芳香療法、鍼灸など)
ビタミンC
ビタミンCである、アスコルビン酸を大量(1,000mg 毎食後)を服用することにより、活性酸素を除去し、組織障害を減少させることができ、微熱が軽減する例があります。
ビタミンCは酸性であり、大量に服用すると下痢をしたり、胃を痛めることがあるので、セルベックス等の胃薬を併用することもあります。
メチコバール
メチコバール毎食後 1,000μgは、ビタミンB12であり、元来、末梢神経炎の治療薬として用いられていたが、睡眠障害にも有効であると報告があり、脱力感・疲労感を軽減し、思考力を回復する例がある。
コエンザイム、カルニチン、NADH、必須脂肪酸、リンゴ酸、マグネシウム等のサプリメントで症状が緩和することもあり、自律神経系の乱れには、緑の香りのアロマテラピーが効き、脳の疲労が軽減します。
鍼灸療法では、鎮痛効果や筋肉の緊張を緩め血行を促進させる効果がある。
抗疲労物質
アミノ酸、クエン酸なども疲労回復に有効ですので、摂取を心がけて下さい。
鶏むね肉には抗疲労効果が期待されているカルノシンとアンセリンが豊富とされる。
その他サプリメントなどに関する鹿ベえの体験談
鹿ベえがこのCFSに罹患してから呑んでいたサプリメントやくすりを紹介します。
ビタミンC
鹿ベえは、このサプリメントを一日2粒(1.000ml)を呑んでいます。
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ビタミンCは、水溶性で、強い還元能力を有し、人の身体によくないとされる活性酸素類を消去し、生体異物を代謝するシトクロムP450の活性化、鉄の吸収の促進をしてくれますので癌の予防に貢献するとの発表もあります。
また、ビタミンCやクエン酸は、疲労回復に効果がありますので、これらの摂取をお薦めします。
また、ヒドロキシ酵素の補酵素となり、胆汁酸の合成等の様々な反応に関与したり、癌の治療を補助する目的で大量のビタミンCを点滴する治療法が提唱されています。
残念ながら、定期的なビタミンC摂取によっては、風邪の感染を防ぐことはできませんが、罹患した場合に治癒までの日数を減らすことはできるようです。
成人の1日あたり摂取量としての厚生労働省による推奨量は100mgですが、上限摂取量は 2000mgで、体内で吸収されなかった余剰のビタミンCは尿中に排出されます。
しかし、腸管耐容量を超えると下痢を起こす可能性があるので、下痢になったら一時的に止めることをお薦めします。
鹿ベえは、一日2.000mlのビタミンCを摂取しています。
できれば、レモン・ライム・オレンジ・グレープフルーツなどの柑橘類のほか、カムカム、柿、アセロラ、キウイフルーツ、トマト、はビタミンCの含有量が非常に多いので、サプリメントだけではなく、食料品から摂取することをお薦めします。
その他にビタミンCの多く含まれる食品としては、グァバ、パパイヤ、ブラックベリー、ブロッコリー、芽キャベツ、イチゴ、カリフラワー、ほうれん草、マスクメロン、ブルーベリー、パセリ、ジャガイモ、サツマイモなどがあります。
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この薬は、みなさんテレビで米倉 涼子がコマーシャルをしていると言えば、おわかりだと思いますが。
・からだ全体が疲れた、だるい。
・疲れていてやる気が出ない。
・疲れがたまっている。
・寝ても疲れがとれない。
・疲れて元気が出ない。
・疲れが残って朝起きるのがつらい。
疲れに効く「4種の滋養強壮生薬」+「5種のビタミン」配合。
1回わずか1錠。朝でも夜でも、1日1回の服用でも、よく効くようにできています。
滋養強壮、虚弱体質、肉体疲労・病後の体力低下・食欲不振・栄養障害・発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場合の栄養補給に。
このような症状に効果があると謳っています。
梅肉エキスは、20年程前から呑んでいましたが、体調が良かったので、ちょうど止めているときにCFSになりましたので、また、呑み始めました。
この梅肉エキスは、筋肉の疲労物質である乳酸を除去してくれ、呑み続けることによって風邪を引かなくなりますし、もし、引いたとしても、比較的軽い症状で治まります。
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野菜不足は、やはり、良くありません。基本的には、普段の食生活で野菜を摂取するのが一番です。
鹿ベえが現在も呑んでいるサプリメントや薬は、
・アサヒ、デユアナチュラのビタミンC:2粒。
・ハウス、C1000ビタミンレモン:1本。
・コーワ、キューピーコーワゴールド:1粒。
・オリヒロ、梅肉エキス:3g
・山本漢方製薬、大麦若葉:説明の量
この5点は、現在も呑みつづけています。
疲労感軽減を体感できる飲み物
鹿ベえのブログの中に自営業をしていることはお話ししました。
大塚製薬さんが、直接、商品の紹介に来てくれましたので、売れるかどうか様子を見るために当店でも販売することにしました。
・・・と、同時に、鹿ベえの慢性疲労症候群の回復も期待しつつ、飲んでみました。
まずは、この「アミノバリュー4000」についての説明ですが、
栄養成分表示2本(1.000ml)当たり | |
エネルギー | 180Kcal |
タンパク質 | 10g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 36g |
食塩相当量 | 1.24g |
カリウム | 200mg |
機能性関与成分BACC(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)8.000mg | |
バリン | 2.000mg |
ロイシン | 4.000mg |
イソロイシン | 2.000mg |
クエン酸 | 4.500ml |
ここで表示されている「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」とは、アミノ酸の一種です。
アミノ酸は、タンパク質を作るのに必要な物質で、ヒトでは9種類のアミノ酸は食事により摂取しなければなりません。
しかも、この500mlのペッボトルの中に「クエン酸」が4.500mgも入っています。
クエン酸は疲労を軽減してくれるものなので、この1本で4.500mlのクエン酸が摂取できる飲みものはありません。
届出表示 | |
本品には、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)が含まれます。
BCAAは運動前や運動中に飲むことにより、運動によるカラダの疲労感をやわらげることが報告されています。 |
この様なことが書かれてありますので、期待して飲みました・・・・・。
飲み出してから2週間位経過した頃でしょうか。なんとなく「疲労感がやわらいでいる」感じがしました。
間違いありません!疲労感は軽減されています!
味はというと、ビタミン剤を薄めたような味という感じでしょうか?特徴のある味には感じませんので、気にすることもありません。
のど越しは、不思議とグイグイ入って行く感じで飲みやすいと感じます。
飲んですぐにわかりますが、おしっこが少し近くなり、出やすくなる感じがあります。
これは鹿ベえだけではなく、この慢性疲労症候群と思われる友達にも薦めて、飲んでもらいましたが。
疲労感が軽減するのと、おしっこが出るとしいところでは同じ見解でした。
病院の先生は肝疾患の方には、このアミノバリュー4000を1日2本飲むように指導しています。
そのため、この商品は非常によく売れることになっています。
疲労で悩まれている方は、ぜひ一度お試しください。
ここでひとつ注意点がありますが、このペットボトルにはクエン酸が入っていますが、パウダータイプのアミノバリューにはクエン酸は入っていませんので、いくら飲んでも疲労感は軽減しませんのでご注意ください。
まとめ
最近は、体調も良く、疲れはするものの、車で長距離を移動することも可能になりました。
仕事にもほとんど、影響もなく、日常生活を過ごしています。
この「慢性疲労症候群」で大変な思いをされている方も、回復に向かうと思いますので、この記事を参考にして頑張って下さい。
以上、慢性疲労症候群についての記事でした。