“熟成ブロガー鹿ベえ”です。
第1話では、ラジコンの概要とラジコンの種類や活躍している部門、また、RCヘリコプターを飛ばす際にエンジンとブラシレスモーターの2つある動力のどちらを選択したら良いのかをお話ししました。
ここでは、
・ラジコンヘリコプターは、どこで購入すればよいのか。
・ラジコンヘリコプターを飛ばすのに必要なパーツや道具。
などについてお話ししたいと思います。
ラジコンヘリコプターの販売店はどこか
ここからは、エンジンのラジコンヘリコプターを対象にお話しします。
モーターに興味を引かれた方はエンジンをモーターに置き換えてお読みいただいても結構でずが、
エンジンとブラシレスモーターでは、買いそろえるパーツも変わりますのでご注意ください。
あなたの住む街に、ラジコン専門の模型屋さんでRCヘリコプターを扱っていれば、そこで購入できます。
無ければ、全国に通信販売をしている業者さんが何社かありますので通信販売でも購入は可能です。
価格は、通信販売の方が価格が安く購入することができます。
しかし、パーツの1個や2個では送料の方が高くなりますので、
少し価格は高くても、近くの模型屋さんとお付き合いしておくのも必要なことです。
ラジコン専用の月刊誌も発刊されていますので、ラジコンのいろいろな情報が掲載されていて、かなり参考になると思います。
毎月読むのが楽しみでもありますし、通信販売店の広告も毎月掲載されるので、通販業者もわかります。
RCヘリコプターを飛ばすには何を購入すればよいのか?
1.ヘリコプターキット(ヘリコプター本体)
箱の中にキットになって入っていますので、プラモデルのように説明書どおりに組立てます。
2.エンジン
初心者用だと30(通称サンマルと呼びます)。
中・上級者用だと60(通称ロクマル)か91(通称キュウイチ)になります。
現在60のエンジンは、ほとんど使用されていなく、91が主流になっています。
ただ30・60・91と言うのは排気量のことですが、分かりづらいと思いますので、91を例にあげて説明してみましょう。
91は、排気量でいうと9ccくらいです、原動機付オートバイが約50ccですので、約1/5の排気量ということですね。
3.マフラー(消音器)
エンジンの大きさやエンジンのメーカーに適合するものを購入します。
4.メインローター
ヘリコプターの最上部にあって回転するパーツです、飛行機でいうプロペラですね。
種類としては、木製やカーボン・FRPなどがあります。
木製だと価格は安いですが、ホバリングで安定しないなどのデメリットがあります。
初心者の練習では、パーツ代をかけないために木製のメインローターを使用することが多いですが、
中・上級者になるとカーボンやFRP素材のものを使用することをお薦めします。
これらのメインローターは、強い抵抗を受けてもフライトに影響されない強度を有しているため、木製ローターと比較すると安定性を感じます。
5.ジャイロ
ジャイロは、ヘリコプターの機首を安定させて一定方向を向かせるためのものです。
ヘリコプターのメインローターは右回りに回転していますので、反トルクという現象でヘリコプターの機体は左回転をしてしまいます、それを抑えるのがジャイロです。
昔のジャイロはコマジャイロといって、あまり性能の良いものではありませんでした。
そのためラダー(回転軸)の舵を右に動かすと、少し左へ戻っしまう(おつりともいいます)程度の性能でした。
現在は、ヘディングロックジャイロといって、かなりの強風でも、機首をホールドしてくれる性能を持っています。
時代の流れで年々性能の良い機器やパーツが発売されますね。
6.プロポ
プロポは「プロポーショナル式」の略で、ラジコンの操縦機のことをいいます。
ヘリコプターの操縦をするための操縦機で、スイッチなどが沢山付いていますが、必要に応じて使う事があります。
プロポを操作するとヘリコプターの受信機へ電波が送信されます。
電波を送る送信機はプロポの裏側にセットされています。
プロポのセットを購入すると次の物がセットになっています。
6-1.受信機
送信機から送信された電波を受信する機器です。ヘリコプターの機体に搭載します。
6-2.サーボ(5個)
サーボは、送信機から発信された電波を受信機で受信するとサーボに伝達され、操縦されたとおりの動きをします。
これがいわゆる「舵」です。
このサーボの5個というのは、
・1個目のサーボは、スロットル(エンジン出力のコントロール)
・2個目のサーボは、ピッチ(メインローターの迎角)のコントロール
・3個目のサーボは、エレベーター(前後方向)のコントロール
・4個目のサーボは、エルロン(左右方向)のコントロール
・5個目のサーボは、ラダー(回転方向)のコントロール
これでラジコンヘリコプターが1機組み上がりますね。
次に、ラジコンヘリコプターのエンジンを始動させるために、必要な道具がいろいろあります。
A.エンジンスターター
飛行機もヘリコプターも同じですが、排気量の多いエンジンを始動させるには容量の大きなスターターを買った方があとあと良いとおもいます。
鹿ベえはゴールディというメーカーの120というスターターを使用していました。
購入してから26年経過した現在でも使用できています。
B.エンジンスターター用バッテリー
このバッテリーは、スターターやプラグヒート用に使用するバッテリーで、
車用などの12Vバッテリーで使用可能です。
ただ、スターターもプラグヒートも充電式もありますので、それらを使用する場合、
このバッテリーは用意する必要はありません。
鹿ベえは、車用のバッテリーの方が数カ月間、充電しないで使用できるので、これを使用しています。
C.受信機とサーボ用バッテリー
このバッテリーは、受信機とサーボを作動させるためのバッテリーです。
現在では、リチウムポリマー(リポ電池)というバッテリーがあり、ニッカドバッテリーと比較すると、
格段に長持ちするようになっています。
D.プラグヒートコード(充電式もあり)
エンジン始動の際にプラグをヒートさせるため12Vバッテリーに接続して使用します。
E.ピッチゲージ
ピッチゲージはメインローターの迎角を測定するものです。
デジタルで数字が表示されるタイプのものもあります。
F.エンジン用プラグ
エンジンのヘッドに入れて使用します。プラグがないとエンジンがかかりません。^^
何種類かありますが、一般的にはOSの8番を使用します。
G.プラグレンチ
プラグレンチはプラグをエンジンからの着脱時に使用します。
H.(+)ドライバー・(-)ドライバー・6角レンチセット
I.リンクペンチ
リンクペンチは、ヘリコプターの舵を司るパーツとパーツをリンクさせている、
リンクガイトというパーツがありますが、そのリンクガイドを脱着させる道具です。
その他に、ラジオペンチや両面テープ、カッター、ヤスリセットなどが必要になりますので、
必要になった時に揃えると良いと思います。
J.燃料
燃料は、メチルアルコール・オイル・ニトロメタンで構成されています。
構成比率としては、
メチルアルコールが65%前後、オイルが15~20%前後、ニトロメタンが15~20%です。
以前はオイルの含有量の多い燃料が使用されていましたが、現在は低オイルの燃料になっていて、エンジンもそれに対応したエンジンが販売されています。
オイル分が少ないということは、汚れずらいということで、環境問題が話題にあがる昨今ですが、時代とともにそれに対応したものです。
ニトロメタンの含有量が多いということは、爆発力がでますので、パワーが得られます。
ニトロメタンの含有量が多くなればなるほど、価格も高くなりますので、お財布と相談ですね。 笑
でずが、一般的にはオイル10%、ニトロメタン15%の燃料で十分です。
腕があがって、上空でのパワー不足を感じだしたら、一度、ニトロメタンの含有量の多い燃料を使用してみると良いと思います。
主にこのような道具が必要になります。
この他にも、必要な道具がありますので必要時に揃えるようにしましょう。
まとめ
・ラジコンヘリコプターは、どこで購入できるのかをお話ししました。
・ラジコンヘリコプターを飛ばすために必要なパーツや道具をご紹介しました。
以上、ラジコンヘリコプターの販売店と必要な道具についてでした。
>>>RCヘリコプターとは何か?とRCヘリコプターの動力についてはこちらから。