“熟成ブロガー鹿ベえ”です。

 

ここでは、人生に役立つ「標語」のご紹介と、標語を作るコツなどのお話しをしたいと思います。

 

この記事は、

 

・標語に興味のある人。

・標語とは何かを知りたい人。

・標語の種類を知りたい人。

・標語の作り方を知りたい人。

・人生に役立つ標語を知りたい人。

 

この様な人に読んでいただきたいと思います。

 

この記事を読む事で、標語とは何か、標語の種類、標語の作り方が分かると思います。

 

標語とは何か

 

 

標語(ひょうご)とは、行動や判断における基準、規範、指針、理念、意見、主張などを、簡潔に表した文章や言葉や短い句です。

 

組織や集団の日常の行動指針を表す「モットー」や「スローガン」もこれの一種とされています。

 

日本で「標語」という場合、これら以外に交通規則や社会運動において、耳に入りやすいかけ声的な短文を指すことも多い。

 

口調が良いよう俳句同様に、五七五の型を取るものも多いです。

 

人生に役立つ標語31選

 

 

ここにご紹介する標語は、カレンダーになっているもので、1日から31日まで毎日めくる、日めくりになっているものからご紹介しますが、とても参考になる標語なので、是非ご活用いただきたいと思います。

 

1日.「時間をうまく使っている人は気付いたことをすぐにやっている」

 

行動にうつすのが早い人は、その分時間にも余裕ができるので、さらに時間をつかうことができ、効率につながるということから時間をうまく使えるということです。

 

鹿ベえはやるべき事ができれば、まず優先順位を考えて、どんどん片づけて行く性格です。そのために後から急遽入った仕事も片付けることができますし、時間に余裕ができることもあります。

 

2日.「人からの批判はじっくり味わおう成長の糧がそこにある」

 

自分への批判は評価と同じ意味です、批判を聞き入れ考えることで、自分の成長につながります。

 

人からの批判を受けた時に自分の性格に気付かされるということはあることです。そこで一度自分の行いを見つめ直す機会を得ることがありました。

 

3日.「仕事は追う気持ちになって働け追われる心には喜びがない」

 

仕事を追うのと追われるのでは、気持ちの動き方が違い、楽しんで仕事をするのと仕方なく仕事をするのでは、感じ方が違います。

 

鹿ベえは夜、布団に入ると毎晩することがあります、それは明日は初めにこの仕事をして、次にこの仕事をするという順番を決めることです。

 

急なことも入るので組み立てたとおりになるとは限りませんが、順番が入り繰りしたところで、大体組み立てた流れでいくものですし、効率が良く過ごせる感じがします。

 

4日.「自分の幸福は周囲の人の幸せの中にある」

 

トルストイは次のように言っています。
※トルストイ=19世紀のロシア文学を代表する文豪で、代表作に『イワンのばか』などがある。

 

周囲の人が喜んでいるときに一緒にその喜びを共有できるときに、人は真の幸福感を得られるのだ。

 

自分の子どもが結婚すると喜びになり、孫が生まれると喜びになる。そんな中にいるから私は喜びに付き合うことができるのだろうと思う。その逆もしかりである。

 

5日.「責任をしつかり負う姿勢が自分の能力を伸ばしていく」

 

責任感を持っことによって、自覚が生まれ、結果自分の能力の伸びにつながる。

 

鹿ベえは責任感のない仕事は信用のない仕事をしてしまうと考えるから、ある程度の責任感は持っていたいものである。

 

6日.「思い悩むより行ってみよう行動のに中から道が見つかる」

 

壁にぶつかった時などは、ただ考えていないで、なんらかの行動を起こすことによって見いだせる。

 

これは人生の中で何度も経験していますが、壁にぶつかった時に考えていないで、聞く、調べる、見る、試してみる、この行動から突破できることが随分あります。

 

悩んでいる方がいたら、まず行動を起こすことです。そこから次のやるべき行動が見えてくるものです。

 

7日.「言い訳する心に反省はなく反省のないところに向上はない」

 

物事の失敗や成功に対して、反省することによって新しい発見があり、向上が生まれる。

 

言い訳はそこでストップしてしまうものです、要するに「こうだったから」という言い訳で終わるからで、ではなく「こうだったから、今度はこうする」という感じの反省を持つことを繰り返すことで、人間が大きくなるでしょうね。

 

8日.「信念を持って貫くことが人の心と周囲を動かしていく」

 

信念のことを節操(せっそう)とも言います。

 

信念はある意味「信用」にもつながるので、その信用が心を動かすということです。

 

テレビで報道されることがありますが、署名を集めて法律を変えるという行動を行う人もいますが、これもこの標語にはまるのではないでしょうか。

 

信念を持って行動することで、小さなことでも大きく動くことがありますね。

 

9日.「執着する心は雑念を生み出し自分の働きを弱めていく」

 

執着すると視野が狭くなり、自分の能力が出ない。

 

10日.「相手を思う深い愛情があってこそ叱る言葉が生きてくる」

 

愛情の無い叱り方は相手への攻撃にしかなりません。

 

11日.「明日を当てにする心は今を真剣に取り組めなくしてしまう」

 

先延ばしにしてしまうということです。その日その時を真剣に。

 

12日.「感謝の思いを多くして暮らすことが人生を豊かにしていく」

 

感謝の気持ちは大事です。

 

13日.「自分の成長を願うなら避けて通るべき困難はない」

 

これと同じことわざに「苦労は買ってでもしろ」というのがありますが、苦労は自分の財産になります。

 

14日.「利害のために行き方を変えていると利害によって行き詰まる」

 

利害に生きたり、利害の人間関係を持つと、利害的結果が出てしまいます。

 

15日.「国を愛する心は先祖を尊び歴史に誇りを持つことから始まる」

 

敬人愛国(けいじんあいこく)という言葉があり、国を愛し人を敬う。

 

16日.「人への批判が多いのは自分を高い所に置いているからである」

 

人への批判は、悪口であり評価です。

 

17日.「できないという決めつけができる可能性の芽を摘んでいる」

 

できないと思ってしますと、そこで立ち止まってしまう。

 

18日.「支えてくれる周囲があるからこそ自分の働きが成り立っている」

 

周囲の支えがあることによって人は変わってきます。

 

19日.「やり抜こうと腹を決めた時困難を克服する力が湧いてくる」

 

貫くという「精神力」が大事です。

 

20日.「苦手なことも試みる小さな勇気が自分の生き方を広げていく」

 

苦手な部分にふれないと視野が狭くなります。

 

21日.「温かい心を持っている人は温かい環境に包まれていく」

 

「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが、同じ類が集まるようになっています。

 

22日.「向上心の有る無しで苦労は成長の糧にも不満の種にもなる」

 

気持ちで良い方向にも悪い方向にも分かれます。

 

23日.「不和や対立は相手だけが悪いのではない自分にも原因がある」

 

自分にも反省すべき部分はあります。

 

24日.「素直に聞いて実行することそれが上達への近道である」

 

邪念があれば、妨げになります。

 

25日.「金は人が動かすものである金に動かされてはならない」

 

金を追うものは、金に追われるという言葉もあります。

 

26日.「苦楽を共に生きる相手だからこそ感謝の言葉は必要である」

 

すべてに感謝することは大事です。

 

27日.「心の底に希望があれば努力は苦でなく喜びとなる」

 

希望を持って努力すれば、結果は喜びとなる。

 

28日.「人に頼る気持ちが強いと伸ばせる力がいつまでも伸びない」

 

依存心が強いと、自分で努力しないので、成長しない。

 

29.「言葉は同じでも体験から出たものは人を動かす力がある」

 

体験した人のことばには重みと説得力があります。

 

30.「簡単にあきらめない粘り強さが夢を具体的なものに変えていく」

 

粘り強さが結果を出すということです。

 

31日.「過去に何をしたかではなく今何をするかが重要である」

 

過去のことは自分の経験にもなっていますし、今何をすべきかを考えて実行することが大事です。

 

標語のテーマや種類

 

 

・貯蓄奨励標語

 

貯蓄を奨励する標語です。

 

「一円を笑うものは一円に泣く」

「貯蓄は身の為国の為」などがあります。

 

・安全標語

 

工場や作業現場などで安全を目標として掲げている標語です。

 

「早くやるより正確に、焦ってやるより確実に、一息入れて安全行動」などがあります。

 

・国策標語

 

戦時中に国民に対して訴えかけた標語です。

 

「欲しがりません勝つまでは」

「また買ふワルイ子 、まだ持つヨイ子」などがあります。

 

・生活改善標語

 

生活改善を促し、健康を目的とした標語です。

 

「健診は、未来の自分を、見る鏡」

「見えない敵、早く見つける、がん検診」などがあります。

 

・節約標語

 

節約を目的とした標語です。

 

「もったいない、知恵をしぼって、使いみち」

「買う捨てる、ちょっとその前、ひと工夫」などがあります。

 

・工場標語

 

 

工場で掲げるスローガンなどです。

 

「出せば挟まる危険な手足、指せば高まる安全意識、高めて目指すゼロ災害」

「「なれ」と「うっかり」事故のもと、自分の作業見直して、初心に戻って安全確認」があります。

 

・交通道徳標語

 

交通安全を目的とした標語です。

 

「急ぐとも、必ず守れ、車間距離」

「急がば回れ、歩道橋」があります。

 

といったものがあり、時代の進化にともない、人権啓発、品質管理、健康管理、大気汚染防止、下水道促進デーなどの標語も見られるようになりました。

 

標語の法則と標準的な17種類

 

 

標語をつくるにも、法則的なものがあり、その種類があります。

 

標準的な分類(17種類)をご紹介します。

 

①対照法・・・・・「万世一系」 「億兆一心」

 

対照法は、ある物・事を他と照らし合わせ、つき比べる方法。

 

②漸層法・・・・・「家あり、人あり、保険あり」

 

漸層法は、語句を重ねて次第にその表現や内容を強めて行って最大の効果をねらう方法。

 

③命令法・・・・・「愛せよ風景、美化せよ国土」

 

命令法は、その名の通り、命令・希望形を作る場合に使われる方法。

 

④比較法・・・・・「百の蔵より内助の功」

 

比較法は、物事を比較する方法。

 

⑤前提法・・・・・「人は信用、電気は利用」

 

前提法は、ある物事が成り立つために、あらかじめ満たされていなければならない条件を利用する方法。

 

⑥警句法・・・・・「一銭を 笑う者は、一銭に泣く」

 

警句法は、短いフレーズを使って、意表をつくような巧みな考えかたを示す方法。

 

⑦疑問法・・・・・「見たか、消したか、備へたか」

 

疑問法は、答という形で情報の提示を求める際に用いられる様々な形式をとる言語表現の方法。

 

⑧頭韻脚韻法・・・・・「よい子、よい母、よい保険」

 

頭韻脚韻法は、連続する単語が同じ音の子音または文字で始まる方法。

 

⑨頭括尾括法・・・・・「事故は無理から油断から」

 

・頭括法は、主題の後、その説明、事実、例証などが並ぶ方法。

・尾括法は、いくつかの説明、事実などの列挙の後に、主題(結論)でしめくくる方法。

 

⑩倒置法・・・・・「護れ尺貫、日本の血潮」

 

倒置法とは、文章の言葉の通常の流れとは逆にして入れ替えるもので、言葉に印象的な余韻や強さを与えることができる方法。

 

⑪文章格言引用法・・・・・「花よりだんご」

 

文章格言引用法とは、引用は、自分の著作物内に他者の著作物を取り込む方法。

 

⑫和歌俳句形式利用法・・・・・「いじめかな、見て見ぬフリが、差別の芽」

 

和歌俳句形式利用法とは、短歌や俳句などの五七五や五七五七七の数にあわせてつくる方法。

 

⑬比喩法・・・・・「文化の流れにラヂオの波」

 

比喩法とは、何かを他の何かに置きかえて表現する方法で「直喩法」「隠喩法」の種類があります。

 

・「直喩法」・・「~のようだ」等の語を使って他を例えること。

・「隠喩法」・・「~のようだ」等の語を使わないで他を例えること。

 

⑭同韻法・・・・・「協力は強力!」

 

同韻法は、韻(よみ)が同じであること。

 

⑮語呂合わせ法・・・・・「猫に小判」

 

語呂合わせ法とは、類似の音を当てて意味の全く異なる成句に仕立てたり、言葉続きの音調によって二重に聞きとれるような成句を作る方法。

 

⑯題名包括法・・・・・(例なし)

 

題名包括法とは、題名のすべてをひっくるめる方法。

 

⑰省略法・・・・・「ぜひ国産!」

 

省略法とは、物事をできるだけはぶいて簡単にする方法。

 

標語をつくるコツとポイント

 

 

・何より語呂をよくする。

 

・漢字と「かな」をバランスよく使う。

 

・柔らかく表すには「口語体」にする。

 

・禁止形よりも「レッツ的表現」がよい。

 

・「問いかけて」注意・関心を喚起する。

 

・響きのよい語の頭をそろえる「頭韻法」。

 

・語尾の韻をふむ「脚韻法」も頭に入れて。

 

・リズム感と覚えやすい「五・七・五」調にする。

 

・なるべく「短い文」でまとめる。

 

・「繰り返して」印象づける。

 

・「現代を映したワード」を上手に取り込む。

 

・主語と述語を「倒置して」単調さを破る。

 

・何かにたとえて表現する。

 

・対照的な語句を使って際立たせる。

 

・幅広い年代層に親しまれ「共感」呼ぶものにする。

 

 

まとめ

 

人生に役立つ「生活標語」を31日分ご紹介しましたので、活用してみて下さい。

 

標語をつくるにあたって、「法則的」なもので作られていました。

 

標語を作るのに「コツ」と「ポイント」をご紹介しました。

 

以上、標語に関する記事でした。