“熟成ブロガー鹿ベえ”です。

 

ここでは、鉄砲の所持のし方の前に”鉄砲の種類や使用用途”について大まかにお話ししたいと思います。

—–鹿ベえからYouTubeのおしらせ—–

鹿ベえが実際に行っている鴨猟や鹿猟・ひぐまの駆除作業、散弾銃やライフル銃のことなど

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鉄砲の種類と分類

 

鉄砲は大きく分けると「散弾銃」「ライフル銃」「空気銃」の3種類に分けられ、銃の種類を指す事から「銃種」と呼びます。

 

「散弾銃」と「ライフル銃」は”装薬銃”(そうやくじゅう)と言って、”火薬”が燃焼する際に発生するガスの圧力で弾丸を発射する銃で、「空気銃」は、空気やガスを利用して弾丸を発射する銃です。

 

散弾銃は読んで字のごとく、基本的には”散る弾”を使用するという事で散弾銃という名前が付いていますが、使用する銃身によっては1粒の弾丸を発射する事もできます。

 

 

ライフル銃は1個の弾丸を発射するのですが、銃身の内部すべてに”ライフリング”という螺旋状の溝が掘られているのでライフルと名付けられています。

 

散弾銃は何に使用できるか?

 

散弾銃は、「射撃」「狩猟」「有害鳥獣駆除」の3種類の用途に使用できます。

 

散弾銃の「射撃」は、”クレー射撃”と”的紙射撃”に使用ができます。

 

「狩猟」は、狩猟捕獲を許可されている鳥獣を捕獲するために使用します。

 

「有害鳥獣駆除」は、きつね、鹿、猪、熊、カラス、アライグマ、ハクビシンなどの有害鳥獣の対象になるものを駆除するために使用します。

 

ライフル銃は何に使用できるか?

 

ライフル銃も「射撃」「狩猟」「有害鳥獣駆除」の3種類の用途に使用できます。

 

 

「射撃」は、ライフル銃の場合”的紙射撃”に使用できますが、”クレー射撃”には使用できません。

 

「狩猟」は、鹿、猪、熊の大型獣にのみ使用が可能で、きつねやたぬきなどの小・中の動物には使用できません。

 

「有害鳥獣駆除」も鹿、猪、熊の大型獣にのみ使用が可能です。

 

空気銃は何に使用できるか?

 

空気銃は別名「エアーガン」とも呼ばれ、使用用途は「射撃」「狩猟」「有害鳥獣駆除」の3種類に使用できます。

 

 

空気銃の「射撃」は、”的紙射撃”に使用できますが、”クレー射撃”には使用できません。

 

「狩猟」は、鴨やうさぎ、きつね、たぬき、カラスなどの小・中の動物に使用できます。

 

「有害鳥獣駆除」は、狩猟と同じ小・中の動物に使用できます。

 

銃の使用用途には「射撃」「狩猟」「有害鳥獣駆除」がある

 

先ほども出て来ましたが「射撃」は、”クレー射撃”と”的紙射撃”の2種類があります。

※本来、クレー射撃と的紙射撃の両方とも「標的射撃」といいますが、混同するので、あえて「クレー射撃」と「的紙射撃」と分けさせて頂きます。

 

まず、「的紙射撃」からお話しします。

 

的紙射撃には、紙の的に命中精度を追及する競技と、弾の着弾点とスコープの関係を合わせるために調整するための射撃や狩猟、有害鳥獣駆除などの実践のための練習としての射撃があります。

 

 

的紙射撃をするための射撃場は、〇〇ライフル射撃場や〇〇国際ライフル射撃場などという名称が一般的です。

 

射撃場によりますが、的紙の撃てる距離が、50m、100mしか無い射撃場や50m、100m、150m、200m、300mまでの撃てる距離がある射撃場があります。

 

射座という場所から撃ちますが、机と椅子が用意されていて、その机の上に射撃用の道具を置きその上に銃を乗せて射撃をします。

 

 

次に「クレー射撃」です。

クレー射撃はゲームの種類が何種類かあり、「トラップ射撃」「スキート射撃」「ラビット」「ダブルトラップ」「トリプルトラップ」などがありますが、一般的に主なゲームとしては「トラップ射撃」「スキート射撃」になります。

 

トラップ射撃もスキート射撃も、放出されたクレーというお皿を割るゲームです。

 

 

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次に「狩猟」です。

 

狩猟は1年中通してできるわけではなく、決められた期間の中で”狩猟登録”をして”許可”をもらってからはじめて狩猟ができることになります。

 

狩猟で捕獲できる鳥・獣類を、ごく一例を用いて説明します。                                   ※ここでは、ほんの一例のご紹介で、詳しくは別に狩猟のコーナーでご説明します。

 

 

まず、「鳥類」ですが、陸ガモ類、海ガモ類、エゾライチョウ、キジ、スズメ、ムクドリ、カラス、キジバト、ヤマドリ、コジュケイ、ヒヨドリなどが狩猟できます。

 

「獣類」は、ウサギ、タイワンリス、ヌートリア、キツネ、タヌキ、アライグマ、テン、ミンク、アナグマ、ハクビシン、イノシシ、シカ、クマなどが狩猟対象獣です。

 

最後に「有害鳥獣駆除」です。

 

有害鳥獣駆除は、銃を所持していれば誰でも従事できるというものではありません。

 

そもそも有害鳥獣駆除というのは、農作物の被害防止と軽減ということで行われます。

 

 

許可は自治体で出しているのが一般的ですが、猟友会という狩猟者の会に入会していないと駆除の許可をもらえないとか、銃を所持してから数年間は駆除の許可をもらえないなど、その地区ごとによって決め事がまちまちです。

 

有害鳥獣駆除の対象になる鳥獣としては、キツネ、アライグマ、ハクビシン、カラス、イノシシ、シカ、クマが対象になります。

 

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まとめ

 

ここでは、「散弾銃」「ライフル銃」「空気銃」の種類について紹介しました。

 

銃を所持することによって「射撃」「狩猟」「有害鳥獣駆除」に使用できます。

 

ライフル銃は、散弾銃を所持してから継続して10年経過しなければ所持することができません。

 

以上、鉄砲の種類と分類。銃の使用用途についての記事でした。