“熟成ブロガー鹿ベえ”です。

 

ここでは、鹿ベえの目の前で起こってしまった、跳弾事故の実話をお話ししたいと思いますが、お話しが長いので【4話】に分けてお話ししたいと思います。

 

今回は、【第1話】です。

 

⇒鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾事故の実話、救急活動のチームプレイ【第2話】は、こちらをどうぞ。

⇒鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾事故の実話、診療所から総合病院への搬送【第3話】は、こちらをどうぞ。

⇒鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾事故の実話、頭部に弾が残っていた驚愕の事実【第4話】完結編は、こちらをどうぞ。

 

—–鹿ベえからYouTubeのおしらせ—–

鹿ベえが実際に行っている鴨猟や鹿猟・ひぐまの駆除作業、散弾銃やライフル銃のことなど

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跳弾(ちようだん)とは?

 

跳弾とは、「弾がはねる」という事ですが、

 

銃器から発砲された弾が、氷の面、堅い地面、岩、石、凍結した樹木、竹林、水面などに反射して、

 

思わぬ方向に跳ねてしまう弾の事を言います。

 

狩猟で、獲物を見つけて発砲する場合は、跳弾を出さない為に、獲物の周りや後ろに跳弾が出るような物が無いかを確認してから発砲しなければいけませんし、発砲チャンスの度に、瞬時に判断できるように考えていなければなりません。




恒例となった仲間4人の狩猟

 

鹿ベえには、射撃で知り合った友達が何人かいますが、

 

その中でも、特に中の良い友達が3人居て、鹿ベえを含めた4人で毎年、年が明けた1月に新年の顔合わせも兼ねて、

 

土曜日の午後から集合をして「鹿猟」に山に入り、その夜は温泉で宴会をしながら楽しんで、翌日も「鹿猟」をして解散するという、年に1度のイベントをしていました。

 

この年も仲間と連絡を取り合い、遊ぶ日が決まりました。

 

そんな中、私の話しを聞いた知り合いのハンター(後に出て来るBさん)が1人、参加したいと希望したので、一緒に遊ぶ事になり、当日、鹿ベえと一緒に集合地へ向け一緒に出発しました。

 

 

新年を迎えて間もないので、雪のたくさん積もっている真冬の時期です。

 

鹿ベえの住んでいる所は、盆地のため、夏の最高気温が35.4度で、冬の最低気温が氷点下30度にもなり、降雪は2m前後で、積雪は60cm前後の土地です。

 

毎年の事ですが、この1月のお正月過ぎというのは、雪がた~くさんある時期なのです。(^^;

 

 

目的地への到着予定時間は約2時間半程度で、午前8時に自宅をスタートし、この時すでに、雪が5cm位積っている状況の中を走る事になりました。

 

 

集合場所に到着したのが、やはり降雪の悪天候だった事もあり、15分遅れの到着で、遅れる事を仲間には途中から連絡してありますし、又仲間も道路状況の悪さは、お互い知っているので「焦らないで来な」と言われる中、無事到着しました。

 

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準備をして山に入る

 

 

到着してすぐに車の中で着替えて、スノーモービルをトレーラーから降ろし、必要な荷物をモービルに積み込みます。

 

準備は完了して、いつでもスタートできる状態になったので、仲間に知らせました。

 

この時にも、雪は深々と降っています。

 

鹿ベえは、少し天候の様子を見たら良いのではないかと思ったのですが、何故かみんなは急いでいたような感じで「いつもと違う」と感じていたのです。

 

そんな流れで、スタートして山に入って行きました。

 

山に入って10分も走ったでしょうか? 仲間の一人が、2頭の鹿を見つけたのです。

 

 

仲間の1人が「撃つぞー」と声をかけたので、「いいぞー」とお互いの意思疎通をした直後に友達Aさんが発砲し、1頭の鹿に命中しましたが手負いになり、そこから2発目を発砲して、1頭の鹿は仕留めました。

 

 

もう1頭の鹿は、木の林立している土手の下に逃げ込んだようですが、鹿ベえ他3人には、鹿は見えません。

 

そこで、50mくらいスノーモービルで移動すると、2頭目の鹿を追って歩いているAさんを確認!

 

Aさんが南の方向に歩いて行こうとしたのが分かったので、鹿ベえ他3人はAさんが鹿の方向に向かっていて、発砲するだろうと予測しスノーモービルを止めて見ていたのですが、3人いる内の1人のBさんが突然スノーモービルをターンさせて、今、鹿を撃とうとしている方向へ走り出したのです。

 

 

鹿ベえは、2人の徐々に縮まる距離に『やばいんじゃないか?』と考えている時に、スノーモービルの速度が緩んだので、「スピードを落としたたし、射手とモービルの角度もあるから大丈夫か」と思っていた、その時です。

 

「パーン」と、発砲音がしました。

 

第2話へ、つづく

 

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まとめ

 

跳弾とは、銃器から発射された弾が堅い物に当たり、予側できない方向に跳んで行ってしまう現象です。

 

毎年、恒例になった、仲間との狩猟に出発して到着、そして山に入って鹿を発見して、発砲したお話しでした。

 

以上、鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾による事故の実話の【第1話】でした。

⇒鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾事故の実話、救急活動のチームプレイ【第2話】は、こちらからどうぞ。

⇒鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾事故の実話、診療所から総合病院への搬送【第3話】は、こちらからどうぞ。

⇒鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾事故の実話、頭部に弾が残っていた驚愕の事実【第4話】完結編は、こちらをどうぞ。