“熟成ブロガー鹿ベえ”です。

 

鹿ベえが実際に猟銃の跳弾事故に遭遇したお話しで、

 

前回の【第2話】では、ケガ人をいち早く救助すべく、仲間との救助劇のお話しをしました。

 

今回の【第3話】は、小さな街の診療所から、大きな街の総合病院へ搬送するお話しをしたいと思います。

 

⇒鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾による事故の実話の【第1話】は、こちらをどうぞ。

⇒鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾事故の実話、救急活動のチームプレイ【第2話】は、こちらをどうぞ。

⇒鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾事故の実話、頭部に弾が残っていた驚愕の事実【第4話】完結編は、こちらをどうぞ。

 

—–鹿ベえからYouTubeのおしらせ—–

鹿ベえが実際に行っている鴨猟や鹿猟・ひぐまの駆除作業、散弾銃やライフル銃のことなど

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救急車で一番近い町の診療所へ搬送




 

救急車の隊員の方に『どこへ運びますか? 』と聞くと。『〇〇の町の病院に運びます』と言ったので、救急車の後を付いて行きました。

 

この段階でBさんのご家族へ電話連絡をしましたが、こういう報告に、鹿ベえは言葉を探していました。

 

奥さんに、『ご主人がケガをしてしまいました、でも意識はありますので、安心して下さい』

 

ご家族に安心感を与えなければと気を遣い、ことばを探して話している鹿ベえも、内心では、本人の容体が急変するのではないかと、不安に襲われていました。

 

奥さんは、『鹿ベえさん(ここは私の苗字を呼んでいます)何のケガなのか教えて』と言われ。

 

『実は、弾が当たってしまい、〇〇町の病院に運ぶそうです』と言いました。

 

 

奥さんは、『これから、その町に向かいます』と言って、車で間も無く出たようです。

 

ケガ人は、病院の診察室に運ばれて、手当を受けていますが、相変わらず『首が痛い』と言っています。

 

40~50分位経過したでしょうか? 診察室から出てきたBさんは、首にコルセットをされていました。

 

 

鹿ベえ、『先生! Bさんのケガは、どんな感じでしょうか?』

 

先生、『ここでは、これ以上の治療は無理ですので、〇〇市の総合病院へ運びます。』

 

雪は相変わらず深々と降っていて、天候が悪くドクターヘリが飛ばない状況ですので、救急車で運びますと言われましたが、その病院は鹿ベえが住んでいる街でした。

 

ここでまた、奥さんへ連絡をして、『どこまで来ましたか』

 

『隣町の〇〇町(30分程度)まで走っています』

 

『私たちが住んでいる、総合病院に搬送中ですから、引き返して下さい』。

 

ここからは、2時間! しかし、この頃には、朝から降り積もった雪が道路に20cmほど積もっていて、さらに、視界も悪い状態でした。

 

『救急車に乗りますか?』と聞かれたのですが、”銃”や”実包”がある事を考慮し、『自分の車で付いて行きます。』と伝えました。

 

 

救急車の隊員さんに、『天候が悪いですから、無理をしないで下さい。』と言われました。

 

鹿ベえ、『はい、ありがとうございます。』

 

救急車は悪天候の中、大きな町の総合病院へ向けてスタート

 

 

市街地から郊外へと救急車は移動していますが、郊外に行くと、天候と道路状況がさらに悪くなっていて、50m前を走行している、救急車の赤色灯が、ほぼ、見えない状態です。

 

 

視界はきかない。

 

道路の幅も確認できない。

 

かろうじて見える、道路の路肩の場所を示す矢羽根が頼りです。

 

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通称、矢羽根とは、正式名称を『固定式視線誘導柱』といいます。

 

道路の境界を示す標識のことで、雪道で外側線(白いライン)が見えなくても、矢羽根のおかげで路肩を意識して走ることができるので、吹雪などの視界不良時にも頼りになる大切な道標です。

 

この矢羽根は冬だけの活躍に留まらず、夏場の霧やガスが濃い状況の中で、路肩が確認しずらい時などにも目安となる標識です。

 

本題に戻りますが、それでも、何とか救急車に付いて行きます。

 

この頃には、事故が起きた現場で、残った仲間と警察の現場検証が行われています。

 

途中何度か、奥さんに、現在の走行場所の連絡を入れます。

 

鹿ベえ、『あと30分で到着します』

 

この頃には、雪も止み、曇り空になっていました。

 

やっとの思いで無事、到着、すでに、Bさんの奥さんは、病院で待機していました。

 

到着後、総合病院の救急搬入口から病院の中に入ります。

 

 

救急の診察室に入ってから、1時間半ほど経過したでしょうか?

 

奥さんと鹿ベえは、先生に説明を受けるべく、診察室へ入りました。

 

ここで、驚愕の事実を知らされる事になるのです。

 

第4話(完結編)へ、つづく

 

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まとめ

 

小さな街の診療所でケガの手当をしてもらってから、鹿ベえの住む街の総合病院に搬送して詳しい検査をすることになりました。

 

天候が悪く、ドクターヘリが飛べなくて、吹雪の中を救急車は走ります。

 

以上、鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾による事故の実話の【第3話】でした。

 

⇒鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾による事故の実話の【第1話】は、こちらからどうぞ。

⇒鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾事故の実話、救急活動のチームプレイ【第2話】は、こちらからどうぞ。

⇒鹿ベえが遭遇した、銃の跳弾事故の実話、頭部に弾が残っていた驚愕の事実【第4話】完結編は、こちらからどうぞ。