“熟成ブロガー鹿ベえ”です。
ここでは、「ムクドリ」についてのお話しをしたいと思います。
この記事は、
・ムクドリに興味のある人。
・ムクドリが、どういう鳥なのか知りたい人。
・ムクドリが、狩猟鳥か非狩猟鳥なのか知りたい人。
・狩猟をする人。
この様な人に読んでいただきたいと思います。
この記事を読む事で、ムクドリの分布や特徴、習性。狩猟鳥なのか非狩猟鳥かが分かると思います。
—–鹿ベえからYouTubeのおしらせ—–
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ムクドリの分類と狩猟鳥か非狩猟鳥の判別
鳥獣名 | ムクドリ(椋鳥) |
分類 | スズメ目ムクドリ科 |
狩猟鳥と非狩猟鳥の判別 | 狩猟鳥ですので狩猟での捕獲が可能です |
捕獲制限数 | なし |
※狩猟鳥は、鳥獣法で捕獲が許可されている鳥類です。
※非狩猟鳥は、鳥獣法で捕獲が許可されていない鳥類です。
ムクドリの名前の由来
椋(むく)の木の実を好んで食べるため「椋鳥」(ムクドリ)と呼ばれるようになったといわれている。
しかし、ムクドリはこの木の実だけを食べている訳ではなく、これに限らず食べています。
ムクノキ(椋木、椋の木、樸樹)=アサ科ムクノキ属の落葉高木で、東アジアに分布する。
単にムク(椋)、またはエノキに似るためムクエノキ(椋榎)とも言う。
成長が比較的早く、大木になるため、日本では国や地方自治体の天然記念物に指定されている巨木がある。
写真は椋の木です。
ムクドリの分布
東アジア(中国、モンゴル、ロシア東南部、朝鮮半島、日本)に分布する。
日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥で、北部のものは冬には南部に移動するようである。
低地の平野や低山地にかけて広く生息し、都市部などの人家付近や田畑などでもよく見られる。
ムクドリの特徴
全長25cmで、雌雄同色で同大。
全体が暗褐色で、翼と胸、頸は茶褐色で、頸から頭部にかけてと腰に白い部分が混じり、足および嘴は黄色い。
雄は胸や腹・背が黒っぽく、雌は褐色に近い。
およそスズメとハトの中間ぐらいの大きさであり、尾羽を加えるとヒヨドリより一回り小さい。
ムクドリの習性
平地から山地にかけての農耕地や市街地などに生息する。
人家の庭や公園などにも普通に見られ、昼行性で、夜は竹藪や樹林に大群でねぐらをとる。
ねぐらには 10km 以上の範囲から集まり、冬は数万羽の大群となることもある。
雑食性で、植物の種子や果物、虫の幼虫などを好んで食べるため江戸時代からツバメと並ぶ田畑の2大益鳥として大切にされてきたが、果樹等に加害する。
地面に降りて歩いて虫などを探すこともあれば、木の枝に留まってカキなどの熟した実をついばむ様子も観察される。
繁殖期は春から夏で、番いで分散し、木の洞や人家の軒先などの穴に巣を作る。
両親ともに子育てを行い、とくに育雛期には両親が揃って出掛け、食糧を探して仲良さそうに歩き回る様子が観察される。
繁殖期は巣で寝るが、ヒナが巣立つと親子ともに集まって群れを形成するようになり、夜は一か所に集まってねぐらを形成する。
かつては河原の広葉樹や人家の竹藪に集まっていたが、そういった環境は開発で減少したため、都市部の街路樹などにねぐらをとる例も増えている。
鳴き声は「ギャーギャー」「ギュルギュル」「ミチミチ」などと鳴く。
都市部などでも群れを成して生活する。 その為、大量の糞による汚染被害や鳴き声による騒音被害が社会問題化している。
ムクドリの類似種とその識別
大きさはヒヨドリやツグミ類などに類似するが、暗褐色の地色と白色の頬と腰、明るいオレンジ色のくちばしが判れば特に識別に困る種はない。
写真は、ヒヨドリです。
写真は、ツグミです。
ムクドリの料理
ムクドリの肉は、鶏肉よりも少し野性味が感じられますが、比較的臭みは少ないので食べやすい肉です。
塩・コショーやたれで味付けをして焼き鳥や照り焼きが美味しいです。
写真は、ムクドリの焼き鳥です。
写真は、ムクドリの照り焼きです。
ムクドリ猟の注意点
楽しい狩猟や駆除で一日を終わらせることは、何でしょう?
獲物が定数まで捕れたことでしょうか?
いえいえ、「狩猟中の事故」や「猟銃の事故」を起こさない事、遭わない事に限ると思います。
獲物は逃がしてしまっても、また、今度の時に捕れますが、事故を起こすと一生が取り返しのつかないことになってしまいます。
次の、狩猟の心構えと留意事項を頭の片隅において狩猟をして下さい。
・事故を起こさない、同行者に危害を与えないなど、ルールやマナーを守り安全な方法で行うこと。
・狩猟資源の持続的利用を図ることを常に意識し、獲り尽くさないこと。
・高い見識を備えた社会人(人格者)として、尊敬されるように、常に緊張感を持って行うこと。
・猟欲を抑え、獲物の数よりも無事故・無違反を誇りにすること 。
ムクドリであるかどうかの確認 | ムクドリの特徴を熟知し、間違いが無いか確認してから発砲する |
矢先の確認 | 発砲する方向に、人畜、建物、車輛、舟など危害が発生するものは無いか確認する |
弾の装填・脱包 | 狩猟鳥獣であることが確認できれば、弾を装填し、発砲する機会が無くなったときには脱包する |
鳥類の狩猟 | 水平撃ちは控え、飛ぶ鳥は空に向かって撃つ。水面や岩などの固いものによる跳弾の発生に注意する。 |
まとめ
ムクドリの名前の由来は、椋の木の実を食べるからという説でしたが、他のものも食します。
冬季には1万羽を超える群れを形成することがあります。
くちばしと足の色がオレンジ色をしているのが特徴です。
狩猟鳥ですので、狩猟での捕獲が可能です。
捕獲制限数は、ありません。
以上、ムクドリについての記事でした。
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