“熟成ブロガー鹿ベえ”です。

 

ここでは、銃器は取り扱い方によっては、大変危険な道具でもありますから、事故等を起こさないように銃器を取り扱う時の注意すべき点をお話ししたいと思います。

 

銃器を取り扱う上で絶対守らなければならない事

 

銃口を人に向けない

 

たとえ実包が装填されていなくても、絶対に人に銃口を向けてはいけません。

 

また、無意識であっても、人の居る方向に銃口が向かないように、注意をしていなければなりません。

 

銃器には、常に実包が装填されているものとして扱う事です。

 

 

上の写真を見て下さい。

 

弾が込められているかどうかは分かりませんが、銃口はあなたの方に向けられています。

 

これは写真で、しかも日本国内では所持が許可にならない”ピストル”ですが、もし、これが写真では無く、リアルの場合を想像してみて下さい。

 

『気持ちの良い感じはしませんね』、そうです、銃口を向けられた人は『気持ち悪い』感情のはずですので、銃口の向きには十分注意して下さい。

 




引き金に指をかけない

 

発砲する時以外は、引金に指を掛けてはいけません。

 

引金に指を掛ける習慣がついてしまうと、無意識に指を掛けてしまい、実包が装填されている時に力が少し加わるだけで暴発の恐れがあり、重大な事故に繋がりますので、引金に指を掛けない習慣を身につける事です。

 

 

射撃線を想定してその線の前方に人が居たら発砲しない

 

 

図のように、射撃方向の左右に射撃線を想定し、その線の前方に人がいたら発砲してはいけません。

 

こちらも図を見ていただきたいのですが、獲物が移動する前は、2人が横並びで立っていますが、獲物が右から左へ移動した時に、左の人が右の人の撃とうとする方向に位置してしまいます。

 

こういう場合は、注意が必要になります。

 

猟場では常に、仲間の居る位置を把握して、発砲する方向を考えておくべきです。

 

 

矢先の確認を怠らないこと

 

矢先とは、鉄砲の弾が飛んでいく方向を”矢先”といいます。

 

矢先を確かめ、安全と捕獲の自信がなければ発砲は控え、人畜、建物、車両、舟など危害の生じるおそれのある方向には発砲しないことです。

 

 

また、常に発射可能な方向と、そうでない方向等を確認しながら歩き、少しでも疑問があった場合は発砲をしない事です。

 

獲物に命中させる自信のない遠射や、軽はずみな発砲は見合わせ、獲物の物音だけで発砲するのは俗に言う「ガサポン」と言われる事故が起こるので、獲物の姿をきちんと確認してから発砲することです。

 

 

藪や茂みの奥や、それを越えた先に人がいたり、人家があったりする場合がありますので見通しの悪い場所や灌木越しの発砲はしない 事です。

※灌木(かんぼく)とは、低い木の事です。

 

装填・脱砲をこまめに心がけること

 

 

銃器を手にした時や銃器から離れる時は、実包の装填の有無を調べ、装填してあれば必ず脱砲する事です。

 

鹿ベえは、師匠に言われましたが「鉄砲は弾が入っていなければ、ただの鉄の棒で、頭にぶつかっても”タンコブ”ができる程度で済むが、弾が入っているとそれでは済まない」と・・・。

 

全く、理に適った言葉ですね、その通りだと思います。

 

 

基本的な銃器取り扱いの注意事項

 

1. 銃器で自分や他人に危害を及ぼさないこと。

 

これは、絶対にあってはいけない事です!

 

2. 銃器や実包を他人に貸したり、もてあそばせたりしないこと。

 

試し撃ち的な感じで、銃器を他人に貸すこともいけません。

 

3. 他人の銃器に触れたりしないこと。

 

他人の銃器にみだりに触れてはいけません。

 

4. 銃器は丁寧に扱い、銃器で物を引き寄せたり、物を探したりしないこと。

 

猟場などで、獲物にあと少しで届いたり、丈の長い草木を分けるなどのような使い方をしてはいけません。

 

5. 藪の中を通過する時や足場の悪い所を歩く時、急な岸や土手を上り下りする時は、必ず脱砲確認すること。

 

これは、実包を装填したままジャンプした時などに暴発する事を防ぐためです。

 

 

6. 実包の装填や機関部の閉鎖は、銃口を柔らかい地面に向けて行なうこと。

 

射撃場では、銃口は前方に向けて実包を装填し、猟場などの土の場所では、柔らかい地面に向けて行なうことです。

 

7. 銃口部に雪や土などが入った場合は、分解して異物を完全にとり除く。

 

銃口に異物が詰まったままで発砲すると、弾と火薬の燃焼ガスの行き場が無くなり、銃身がさく裂しますので、注意して下さい。

 

下の写真は、銃身に異物が詰まっている状態で発砲したため、銃身がさく裂した状態です。

 

ぞくに言う「皮をむいたバナナ」と言っています。

 

 

8. 休憩時に銃器を置く場合は、脱砲を確認して安定した場所に置く。

 

射撃場では、銃架に置きますが、猟場では、木に立てかけず、できるだけ倒れないような平坦な場所に置くことです。

 

9. 銃器の運搬中は、銃カバーを掛けたり、着実な操作をして、他の人に危険感や嫌悪感を与えないようにすること。

 

銃器が直接、生で見えるのと、カバーが掛かっている状態では、見た人の感じ方が変わります。

 

また、公道などでは、銃器にカバーを掛ける事を法律で義務付けられていますので遵守して下さい。

 

安土の確認と尾根超え発砲の禁止

 

ライフル実砲やスラッグ実包 を撃つ時は、必要以上に遠くまで飛ばないよう前方に安土(あづち)があることを確認してから発砲すること。

※安土(あづち)とは、バックストップとも言い、山・崖・高い土手などの弾を受け止める場所をいいます。

 

ライフル弾やスラッグ弾などの単体弾は、遠い距離を飛びますし、推力を失って落下するのにも「殺傷力」があるので尾根を超えるような撃ち方をしてはいけません。

 

 

 

水平撃ちに注意すること

 

猟場では、水平撃ちになる機会が多々ありますが、安土が確認出来ない場所では、水平撃ちはしないことです。

 

獣は地面や安土を確認して撃ち、飛ぶ鳥は、弾の行き先も考えながら空へ向かって撃つことです。

 

 

 

跳弾に注意すること

 

跳弾に注意すると言っても、跳弾を避けるという事ではもちろん無く「跳弾を出さないという事」です。(笑)

 

跳弾は、氷の面や堅い地面、岩、石、竹林、凍結した樹木、檻の鉄などに当たって起きますので、そのような物に対して発砲はしてはいけません。

 

 

まとめ

 

銃器を取り扱う上で、守るべき注意点がいろいろありました。

 

ここに書いた内容は、事故を起こさないために重要なとこばかりですので、遵守して安全な狩猟や射撃を楽しんで下さい。

 

以上、猟銃事故を起こさない為の銃器の取り扱い上の注意点についての記事でした。