“熟成ブロガー鹿ベえ”です。

 

北海道では、猟期が10月1日からスタートします。

 

鹿ベえは毎年猟期が来ると、まず、鴨猟から始めます。

 

ここでは、「鴨猟」に必要な、鹿ベえが持ち歩く道具をご紹介したいと思います。

 

—–鹿ベえからYouTubeのおしらせ—–

鹿ベえが実際に行っている鴨猟や鹿猟・ひぐまの駆除作業、散弾銃やライフル銃のことなど

鉄砲、射撃、狩猟、有害鳥獣駆除に関しての動画をYouTubeで配信しています。

今後も、今までの経験したことを動画で配信していきますので是非ご覧ください。
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>>>鹿ベえのYouTube動画はこちら。

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鹿ベえが鴨猟に準備する道具

 

 

腰袋

 

この袋は、スマホやデジカメなどを入れるのに使用しています。(写真左)

 

ヤッケやジャンバーを着ると、スマホを入れているポケットが塞がってしまい、すぐに取り出せないので、この腰袋に入れています。

 

また、駆除や鹿猟の時には、ゴム手袋や小型ペンチなどを入れるのに使用する事もあり、これ1個で年中重宝しています。

 

 

>>>おすすめはこちら。

 

ピンクのテープは、鹿猟の時などで、藪に入られたとき、どの位置から入ったとか、藪の中で血を追う時に鹿が留め足を使った時に、目印として使っているピンクのテープです。




弾帯

 

散弾を入れてベルトで腰に装着します。(中央上の写真)

 

 

>>>参考にご覧下さい。

 

以前は、人から頂いた散弾20発を入れることができる弾帯を使用した事がありますが、散弾を20発も腰にぶら下げると”重たい”ので、その後10発入れを使用しています。

 

鴨猟の場合、溜め池から溜め池までの移動のために車に戻るので、弾を消費したら、そこで補充すれば良いので、そんなに沢山は持ち歩きません。

 

一か所で弾が沢山必要な場合は、小型のバックに弾を入れて弾を持ち運びます。

 

 

>>>参考にご覧下さい。

 

大型ナイフ

 

刃渡り18.6cmのナイフです。(写真中央)

 

このナイフは、藪の中で必要な時に笹や草を切ったり、有害鳥獣駆除の時に鹿の脚を縛る玉ロープを切ったりする時に使用しています。

 

また、万が一、熊にでも遭遇した時の護身用に、腰ベルトに付けています。

 

 

>>>参考にご覧下さい。

 

インターネットで安く購入した無名のナイフですが、鹿ベえが研いで使用します。

 

とても切れるナイフです。

 

小型ナイフ

 

コルトの刃渡り8.5cmのナイフです。(写真中央下)

 

ご存知、銃メーカー「コルト」製のナイフで、これは、鴨を獲った時に、肛門付近の毛をむしって、肛門から胸骨の下まで”開腹”する為に使用します。

 

鴨(陸ガモ)は、穀物を食べていますので、鴨の体温で発酵し腸の中でガスが発生し、このガスが肉に臭みを付けてしまいます。

 

そのため、獲った直後に腸だけを体内から摘出しなければ、発酵の臭みが肉に移るので、その為に使用するナイフです。

 

 

>>>参考にご覧下さい。

 

極薄ゴム手袋

 

この手袋は、先程の鴨の腸を、体内から摘出する時に穿く手袋です。(写真右)

 

血液が手に付きますので、今は鳥インフルエンザというようなものもありますし、一応念のための保護対策です。

 

使い捨てしてますが、100枚入りで600円前後と安いので、1双6円になりますが、一度に片方しか使用しないので、3円になります。(笑)

 

 

>>>おすすめはこちら。

 

イヤーバルブ(耳栓)

 

耳栓はとても大事です。

 

鴨猟の場合、溜め池の近くに土手があったり、林があったりして、鉄砲の発砲音が逃げずに反響するため、耳に大きな発砲音が入って来て、耳が「キーン」と、しばらく聞こえない状態になります。

 

このような事を繰り返していると、徐々に「難聴」になり、普通の会話が困難になりますので、必ず「耳栓」は使用して下さい。

 

また、この耳栓は、通常の会話は聞こえて、射撃音だけをカットしてくれるので、耳に入れっぱなしで会話をしたり、ラジオを聞いたりできて便利です。

 

 

>>>参考にご覧下さい。

 

>>>鹿ベえのYouTube動画はこちら。

迷彩柄リユックサック

 

このリユックサックは、鴨猟や鹿猟、有害鳥獣駆除などに持って行きます。

 

コロンビアというメーカーのリユックで、柄や大きさ、使いやすさが気に入ったので購入しました。

 

 

 

>>>ご参考にご覧下さい。

 

 

水は、空いたペットボトルに、水道水を入れて使用します。

 

この水は、この記事の中で、鴨の腸を体内から出すというお話しをしましたが、腸を出したあとに、鴨を逆さまにして、肛門から体内にこの水を入れて、鴨を逆にして、肛門から水を排出する作業を3回ほど繰り返すと血抜きができますし、鴨の体内が綺麗になります。

 

 

自作の鴨の回収道具カモカモキャッチ

 

鹿ベえは、魚釣りに使用する、「リール竿」と「タモ」を持って行きます。

 

鴨を撃ち落とす時は、出来るだけ、陸地か陸地に近い水面で落とすように考えて鴨猟をします。

 

あまり遠くない水面に落ちた時に、リール竿かタモが活躍します。

 

 

>>>参考にご覧下さい(ウキ)。

>>>参考にご覧下さい(リール竿)。

 

上の写真は、リール竿で投げて、鴨を引き寄せるものです。

 

釣り具で、魚を引っ掛ける「ギャング針」というものがあって、そのギャング針の先端の尖がっている部分を丸くして、水草などに喰い込まないようにします。

 

黄色とオレンジ色の物は「ウキ」で、ギャング針が均等に水に浮くように3個、テグスで縛りつけてあります。

 

これが鴨の回収に役立ってくれるのです。^^;

 

“カモカモキヤッチ”なるものも販売されていますが、これで十分です。

 

タモ

 

タモはご存知のとおり、水面の鴨を、すくい寄せる道具です。

 

鴨を入れて、持ち上げると重たくて破損しますので、鴨をタモに入れたら、水面で引き寄せた方がいいです。

 

鹿ベえの使用しているタモは、6m30cmまで伸ばせ、アミの部分は折りたたみになりますので、持ち運びに場所を取りません。

 

>>>おすすめはこちら。

 

ボート

 

 

>>>ご参考にして下さい。

 

このボートはFRPという材質で作られていて、「双胴船」といい、名前のとおり、胴が二つあるボートです。

 

双胴船は直進性はあまり良くありませんが、安定しているボートです。

 

ボートのまん中に「気室」という、空気の入っている部屋があり、万が一転覆しても、沈まない構造になっています。

 

重さが20kgと軽量なので、鹿ベえ一人でも、短い距離なら運べますし、少し長い距離なら、ドーリーと言って、後ろ側にタイヤの台を入れて、引っ張って移動します。

 

※ドーリーは、ホームセンターから材料を購入して自作です。

 

1馬力の船外機もセットですが、鴨の回収に使用する場合は、溜め池が殆んどなので、水草が自生しているため、プロペラが絡むので、オールしか使用しません。

 

余談ですが、このボートを、夏、海へ持って行って、船外機を使用して、海を走って遊ぶ事がありますが、1馬力の船外機でも、結構スピードは出て楽しいのです。^^;

 

 

勿論、鴨の回収も、海で遊ぶ時も「ライフジャケット」は、必ず使用します。

 

 

>>>ご参考にどうぞ。桜マーク付 ライフジャケット 小型船舶用  C−2 オレンジ 救命胴衣 津波水害対策 防災

 

>>>鹿ベえのYouTube動画はこちら。

まとめ

 

鴨を捕獲したら、穀物を食している事から、発酵ガスが発生するので、腸を体内から早く取り出す事で、肉に臭みが付なかく、美味しく頂けます。

 

そのために、ナイフや手袋、水が必要です。

 

鴨を、出来るだけ陸地で落とす「コツ」は、狩猟日誌の方でお話ししたいと思います。

 

以上、鹿ベえ流、鴨猟に必要な道具のお話しでした。