“熟成ブロガー鹿ベえ”です。

 

愛銃をベストコンディションで使用する事は、とても大事な事で、そのためにもメンテナンスは欠かせません。

 

鹿ベえが、銃を何年か使用して考え付いた、鹿ベえ流の掃除方法とさらに長く銃を所持している師匠に聞いたお話しがありますので、お話ししたいと思います。

 

あくまでも、鹿ベえ流です。^^;

 

前回は、鹿ベえ流、散弾銃の掃除の手順1(銃身編)をお話ししました。

 

こでは、散弾銃の掃除の手順2(銃床と銃身との結合部・先台編)という事でお話ししたいと思います。

 

⇒散弾銃の掃除の手順1(銃身編)は、こちらからどうぞ。

⇒鹿ベえ流。散弾銃の掃除道具のご紹介はこちら。

—–鹿ベえからYouTubeのおしらせ—–

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銃身との結合部の掃除




1.銃身との結合部ですが、KURE CRC 5-56DXを少量かけます。

 

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この時の注意点ですが、撃針が見えると思います。

 

この撃針の穴に潤滑剤が入り込まない程度の量を噴射するか、あるいは少し横へ少量出して、ウエスで潤滑剤を持ってくる感じで、汚れを拭き取るか、いずれかの方法で掃除をして下さい。

 

事前にウエスに潤滑剤を塗布した状態で使用してもいいと思います。

 

この部分にも火薬の燃焼ガスが入り込んでいますので、必ず使用後は掃除して下さい。

 

多量の潤滑剤が撃針が入っている穴に入ると、その筒状の部分を通って、銃床に行ってしまいます。

 

長年経過すると、銃床材の木が潤滑剤の浸透により、クラック(ヒビ割れ)を引き起こしますので、銃床には潤滑剤やガングリスが付かないようにした方が良いと思います。

 

上のお話しに付随して重要なお話しをしますが、

 

銃の掃除が終わった後は、銃身を下側、銃床を上側にして、その状態でガンロッカーに収納し、しばらくしてから通常の収納の仕方の、銃身が上側、銃床が下側に直すといいです。

 

なぜなら、やはり、塗布したばかりの潤滑剤やグリスが、銃床の方に移動して、銃床の木を損傷させる可能性が高いからです。

※潤滑剤やガングリスは、垂れ流れないように付けるのは基本ですので。

 

やはり、火薬の”燃えカス”の汚れが、ウエスに付着して黒くなりますので分かると思います。

 

 

2.結合部の掃除が終わりましたら、ガングリスを塗ります。

 

 

鹿ベえは、ここの平らな面すべてにガングリスを塗ります。

 

なぜかと言うと、次回使用する時の火薬の燃焼ガスから、少しでもガングリスの部分で留まってくれるようにという考えで塗ります。

 

ガングリスは、少量出したら、指で円形状に塗りのばします。

 

銃を開閉して、回数が多く擦れる部分には、多目に塗っておきます。

 

銃を開閉してガングリスがはみ出る場合はウエスで拭き取って下さい。

 

 

これで、ピカピカに仕上がりました。

 

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銃床の掃除

 

3.次に銃床掃除です。

 

銃床に銃床用オイルを塗り、ウエスで汚れを落としながら、オイルを伸ばしていきます。

 

チエッカリング部分の中にも、まんべんなく、銃床用オイルが入るように、ウエスで塗ります。

 

チェッカリングとは、グリップ部分に掘られた細かい凹凸状の部分で、銃を握った時の“滑り止め”の役目をする部分のことをいいます。

 

 

ピカピカになりました。

 

この写真の銃床用オイルは、製造されていないようで、こちらのオイルでもメンテナンス出来ます。

>>>おすすめはこちら。

 

 

先台の掃除

 

4.先台の掃除ですが、先台の金属部分は、火薬の燃焼ガスが入らない事から、ガングリスを足し塗りする程度で、掃除の3回に一度は、金属部のガングリスをすべて拭いとって、新しいガングリスを塗ります。

 

 

銃床用オイルは、先台の内側と外側に吹き付け、ウエスで汚れを拭きながら伸ばします。

 

銃床と同じく、チェッカリング部分の中にも、まんべんなく、銃床用オイルが入るように、ウエスで塗ります。

 

 

これで、ピカピカになりました。

 

 

銃を組み立てます。

 

 

少し時間を置いてから、ガンロッカーに収納して下さい。

 

先ほども書きましたが、銃床を長持ちさせるためにも、銃床は上側、銃身は下側にして保管して下さい。

 

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まとめ

 

ここでは、銃身との結合部と銃床・先台の掃除についてお話ししました。

 

銃の掃除は、これだと決まったものが無いので、銃が綺麗になれば良いのですが、師匠の長年の経験から聞いた話なども取り入れて、鹿ベえ独自の掃除のご紹介でした。

 

⇒散弾銃の掃除の手順1(銃身編)は、こちらからどうぞ。

⇒鹿ベえ流。散弾銃の掃除道具のご紹介はこちら。