“熟成ブロガー鹿ベえ”です。
散弾銃は銃身を使い分ける事で、”散弾”や”一発弾”が使用できます。
ここでは、散弾銃の一発弾を使った射撃についてお話ししたいと思います。
—–鹿ベえからYouTubeのおしらせ—–
鹿ベえが実際に行っている鴨猟や鹿猟・ひぐまの駆除作業、散弾銃やライフル銃のことなど
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スラッグ射撃の銃は、ハーフライフリングの銃身
標的射撃(的紙射撃)や精密射撃というと、ライフル銃というのが一般的意識ですが、
ライフル銃を所持できるまで散弾銃を継続して10年間所持していることがライフル銃の所持条件になります。
そのため、ライフル銃を所持できるまで、このハーフライフリングの散弾銃で大型獣や遠距離の獲物を捕獲したり、標的射撃、精密射撃を楽しむファンも最近では増えているようです。
スラッグ射撃に使用する銃は、
銃身にハーフライフリングが入っている自動銃かスライドアクションの半自動銃又はボルト式散弾銃を使用します。
銃身にハーフライフリングが入っている事で命中精度が上がりますので標的射撃にも充分使えます。
スラッグ射撃の弾は、サボットスラッグ弾が最適
スラッグ射撃をするには、やはり“サボットスラッグ”という一発弾を使用した方が命中精度が上がります。
最近では、弾の先端に”プラスチックのチップ”が付いて、空気抵抗を抑えるように考えられた
サボットスラッグチップ付きも販売されていて、命中精度が更に向上しているのと、
獲物に弾を発射した場合、チップがいち早く弾をマッシュルーム状にするため、獲物にダメージを深く与えます。
スラッグ射撃は、大口径射撃とも呼ばれ、50m又は100m先の的紙に命中精度を求めて射撃をします。
スラッグ射撃競技(大会)は、各主催者側で決めるルールが様々で、エントリーする場合は事前に確認するといいと思います。
一例ですが、100m先の標的に、
射座から、立射(立って撃つ)、伏射(伏せて撃つ)、
ひざ撃ち(立てたひざに肘を置いて撃つ)、委託射撃(ベンチレストやサンドバッグに委託)
の4種類から自分の希望する射撃スタイルで、サボットスラッグを10発撃って、点数の高い人が上位になるという大会も開催されています。
※ベンチレストとサンドバックです。
真中の10点が最高得点で、外側に行くに従って9点、8点、7点、6点、5点・・・1点、0点となっていますので、10発撃って合計得点を出します。
スラッグ射撃の反動はきつい!
サボッドスラッグは300グレーン=19.44グラムの重さがありますので、撃った時の反動がとてもきつく、2-3/4インチの弾と3インチの弾では、またさらに反動も違い、3インチの弾の方が反動は強くなります。
そのため肩が痛くなる事もありますので、下の写真のような肩パットがあると肩を痛めたりしませんし、忘れたりした場合の緊急処置としてタオルを厚くして肩にあてるという方法もあります。
また、スラッグ射撃は、囲われた建物の中で撃つ射場がほとんどですので、
射撃音が大きいことと隣の人の発砲した、爆風を感じる事がありますので、
スラッグ射撃も、シューティンググラス、イヤーマフは最低限必要になります。
クレー射撃に使用する、射撃ベストは必要ありません。
射撃場でのルール、マナーを守るのは、どこの射撃場でも同じ!
射撃をする場合の射撃場の利用はクレー射撃場であっても、ライフル射撃場であってもルールやマナーは同じです。
まず、射撃場に着いたら受付を済ませて、銃やシューティンググラス、イヤーマフ、手袋、帽子、ベンチレストやサンドバックなどの用品の用意をして、射撃を始めます。
指定射撃場内では、管理者・指導員の指示に従い、事故防止に努めましょう。
1. 銃を手にしたときは、実包装填の有無を確認すること。
2. 射撃するときのほか、実包を装填しないこと。
3. 射撃するときのほか、用心金の中に指を入れないこと。
4. 銃口は、人のいる方向には絶対に向けないこと。
5. 射台又は指定された場所以外では、銃を構えないこと。
6. 射台を離れるときは、必ず脱砲すること。
7. 射撃場内で銃を携帯し又は銃架に置く時は、必ず機関部を開放すること。
これらの注意事項を厳守して、楽しい射撃をして下さい。
まとめ
ライフル銃を所持できるまで散弾銃を所持してから10年の期間が必要です。
ライフル銃を所持できるまで、ハーフライフリングの散弾銃で大型獣や遠距離の獲物を捕獲したり、標的射撃、精密射撃を楽しむファンも最近では増えています。
スラッグ射撃に使用する銃は、銃身にハーフライフリングが入っている自動銃かスライドアクションの半自動銃又はボルト式散弾銃を使用し、弾はサボットスラッグを使用します。
スラッグ射撃大会では、50m又は100m先の0点~10点まである標的を狙って撃ち、合計得点の高い人が上位になります。
スラッグ射撃は、とても反動がきついので、肩を痛めないように肩パットやシューティンググラス、ベンチレストやサンドバックが必要になります。
射撃をする場合の射撃場の利用はクレー射撃場であっても、ライフル射撃場であってもルールやマナーは同じです、管理者や指導員の指示に従い楽しい射撃をしましょう。
以上、スラッグ射撃についての記事でした。