“熟成ブロガー鹿ベえ”です。

 

ここでは、「ニュウナイスズメ」についてのお話しをしたいと思います。

 

この記事は、

 

・ニュウナイスズメに興味のある人。

・ニュウナイスズメが、どういう鳥なのか知りたい人。

・ニュウナイスズメが、狩猟鳥か非狩猟鳥なのか知りたい人。

・狩猟をする人。

 

この様な人に読んでいただきたいと思います。

 

この記事を読む事で、ニュウナイスズメの分布や特徴、習性。狩猟鳥なのか非狩猟鳥かが分かると思います。

 

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ニュウナイスズメの分類と狩猟鳥か非狩猟鳥の判別

 

 

鳥獣名 ニュウナイスズメ(入内雀)
分類 スズメ科スズメ属
狩猟鳥と非狩猟鳥の判別 狩猟鳥ですので狩猟での捕獲が可能です
捕獲制限数 なし

※狩猟鳥は、鳥獣法で捕獲が許可されている鳥類です。

※非狩猟鳥は、鳥獣法で捕獲が許可されていない鳥類です。

 

ニュウナイスズメの名前の由来には3つの説がある

 

 

ニュウナイスズメは「入内雀」とも書きますが、名前の由来は、3つの説があります。

 

1.スズメに見られる頬の黒斑を欠くことから、ほくろの古名であるにふ(斑)が無い雀、ということで斑無雀になったという説。

 

2.新嘗雀(にいなめすずめ)がなまったものであるとする柳田國男の説。

 

3.平安時代に陸奥守として東北地方に左遷され、現地で恨みを抱いたまま死去した貴族、藤原実方(さねかた)が本種に転生して宮中に入り込み、納税された米を食い荒らしたという伝説があり、宮中(内廷)に入る雀、ということで入内雀になった説。

 

上記3つの説が名前になったという説です。

 

また、民家近くに生息するスズメとは対照的に、林や森などを好み、黄雀(こうじゃく、おうじゃく、きすずめ)ともいう。

 

ニュウナイスズメの分布

 

 

北はロシア、東は日本、南はインド、西はアフガニスタンまで、東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジアに広く分布する。

 

日本では、冬鳥で全国的に分布するが、分布域はかなり局所的で、本州の山地や北海道の森林では少数が繁殖している。

 

ニュウナイスズメの特徴はスズメの頬にある黒点が無いこと

 

 

全長は約14cmで、雌雄異色で同大。

 

雄はスズメに似ているが、頬(中央ではない)に黒点がなく、頭部と背面はスズメよりもあざやかな栗色をしている。

 

雌は薄茶色で、太い黄土色の眉斑が目立つ。

 

ニュウナイスズメの習性

 

写真右はニュウナイスズメのオスで、左がメスです。

 

日本では主に北海道の平地の林や本州中部以北の山地で5月から7月にかけて繁殖し、関東地方以南の暖地で越冬する。

 

繁殖期以外はニュウナイスズメ単独種で群れをつくるが、少数の場合はスズメの群れに混じる。

 

台湾やヒマラヤの山奥にあるスズメが進出していない村落では、スズメに代わって人家に営巣していることがある。

 

スズメ料理で有名なのが寒スズメの焼き鳥

 

 

寒スズメ(寒雀)とは、冬季の寒にはいってからの雀のことをいい、寒中の雀は油がのっていて、特に美味で滋養に富むとされています。

 

タレや塩・コショーで味付けをして、焼き鳥で食べるのが一般的な料理です。

 

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ニュウナイスズメの類似種とその識別

 

 

ニュウナイスズメの類似種としては、狩猟鳥である一般的なスズメがいるが、スズメは頬に黒い点があることから識別できる。

 

下の写真の赤い矢印の先の頬に黒い点があるのがスズメで、無いのがニュウナイスズメです。

 

写真はスズメです。

 

ニュウナイスズメ猟の注意点

 

 

楽しい狩猟や駆除で一日を終わらせることは、何でしょう?

 

獲物が定数まで捕れたことでしょうか?

 

いえいえ、「狩猟中の事故」や「猟銃の事故」を起こさない事、遭わない事に限ると思います。

 

獲物は逃がしてしまっても、また、今度の時に捕れますが、事故を起こすと一生が取り返しのつかないことになってしまいます。

 

次の、狩猟の心構えと留意事項を頭の片隅において狩猟をして下さい。

 

・事故を起こさない、同行者に危害を与えないなど、ルールやマナーを守り安全な方法で行うこと。

・狩猟資源の持続的利用を図ることを常に意識し、獲り尽くさないこと。

・高い見識を備えた社会人(人格者)として、尊敬されるように、常に緊張感を持って行うこと。

・猟欲を抑え、獲物の数よりも無事故・無違反を誇りにすること 。

 

ニュウナイスズメであるかどうかの確認 ニュウナイスズメの特徴を熟知し、間違いが無いか確認してから発砲する
矢先の確認 発砲する方向に、人畜、建物、車輛、舟など危害が発生するものは無いか確認する
弾の装填・脱包 狩猟鳥獣であることが確認できれば、弾を装填し、発砲する機会が無くなったときには脱包する
鳥類の狩猟 水平撃ちは控え、飛ぶ鳥は空に向かって撃つ。水面や岩などの固いものによる跳弾の発生に注意する。

 

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まとめ

 

ニュウナイスズメの名前の由来は、3つの説がありました。

 

スズメとニュウナイスズメの違いは、頬に黒い点が有るか無いかの違いが大きなポイントです。

 

狩猟鳥ですので、狩猟での捕獲が可能です。

 

捕獲制限数は、ありません。

 

以上、ニュウナイスズメのついての記事でした。

 

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